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アップルがスマートフォンシェアでサムソンを抜くも中国市場では苦戦

計算 ガジェット
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これまでのスマートフォン市場の構図は、数で勝負のサムソンと利益も重視のアップルというものでした。

2016年第4四半期にこの図式が崩れ、アップルがシェアでも1位になりました。

一方、中国市場ではiPhoneは苦戦を強いられているようです。

サムソンを抜いたアップル

9to5 Macによると、2016年第4四半期のスマートフォンのシェアは以下のようになっているそうです(単位は百万台):

メーカー 2016Q4 2016Q4シェア 2015Q4 2015Q4シェア
アップル 77.0 17.9% 71.5 17.7%
サムソン 76.8 17.8% 83.4 20.7%
Huawei 40.8 9.5% 32.1 8.0%
Oppo 26.7 6.2% 13.0 3.2%
BBK 24.3 5.6% 11.4 2.8%
その他 185.9 43.1% 191.7 47.6%
合計 431.5 100.0% 403.1 100.0%

ランキングの通り、アップルの出荷台数がこれまで一位だったサムソンを超えて1位になっています。サムソンはバッテリーからの出荷問題が尾を引いたのでしょう。

一方、勢いという意味では中国メーカーの方が強く、Oppoは前年同期比で倍以上の出荷台数となっています。

2016年全体でも傾向としては同じですが、まだサムソンが首位を保っているようです:

メーカー 2016Q4 2016Q4シェア 2015Q4 2015Q4シェア
サムソン 306.4 205.% 320.2 22.5%
アップル 216.1 14.4% 225.9 15.9%
Huawei 132.8 8.9% 104.1 7.3%
Oppo 85.3 5.7% 39.5 2.8%
BBK 72.4 4.8% 35.3 2.5%
その他 682.3 45.6% 699.0 49.1%
合計 1,495.4 100.0% 1,423.9 100.0%

2016年全体ではアップルもシェアを落としており、中国メーカーの勢いがさらに目立ちます。

中国市場で苦戦するiPhone

これだけ中国メーカーが強くなると、地元である中国市場での動向が気になります。

Apple Insiderによると、2016年第4四半期においてアップルは中国市場でのシェアも出荷台数も落としたそうです。

このグラフからは、Huawei, Oppo, Vivoといった新興メーカーが出荷数を大幅に伸ばす一方、Xiaomiやアップルといった昔からのメーカーが苦戦していることがわかります。

中国メーカーが日本市場を席巻する日も近い?

日本市場でもすでにHuaweiが一定の勢力を持っていますが、OppoやVivoといった新興メーカーが日本市場に進出する可能性もあるかもしれません。

中国市場でシェアをある程度確保した先は、ほかの市場に打って出るしかないでしょうし。

その時、日本のスマートフォン市場の構図が大きく変わるのかもしれません。

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