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Raspberry pi 3 用 DSD 11.2MHz対応 I2S DAC Terra-Berry 2 DAC を予約しました

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ブライトーン(テラテクノス)の Terra-Berry 2 DAC を予約してみました。

DSDがネイティブで再生できないPiano 2.1

Piano 2.1 + Kali の音質には満足していました。

しかしながら、DSDがネイティブで再生できないというのがどうも気になっていました。

音質的にPCM変換が悪いかというとこれだけ聞いてる分には気になりませんが、やはりDSDらしさというものも味わいたいものです。また、DSDからPCMへの変換は結構負荷がかかるらしく、mpdの標準リサンプラーでは処理速度優先でないと処理落ちしてしまいます。SoXを使っても50%ほどCPUを使用しています。

DSDをネイティブ再生できるI2S DACはなかなかない

しかしながら、DSDを再生できるI2S DACはなかなかありません。世の中のUSB接続のDACにはDSD再生できるものがたくさんあるのになぜ?と思いますが、こういうもののようです。

DSD自体が世の中で普及していないので、LSIにわざわざこの機能を載せる気にならないのでしょうか?

見つけられたのはブライトーンのTerra-Berry 2 DACのみ

そんな中、唯一DSD対応とわかっているのがブライトーン(Brightone)のTerra-Berry DACです。

しかしながら、このDACはすでに生産終了、終売となっており入手が困難です。

と、5月26日に後継のTerra-Berry 2 DACが発売になるという情報が!(どうでもいいですが、Terra-Berry DAC 2じゃないんですね)

チップは変更なしも電源を強化

このTerra-Berry 2 DAC、搭載しているチップは変わっていません。日本の旭化成製のAK4490(DAC)+AK4137(サンプリングレートコンバーター)です。

AK4490はハイエンドのオーディオ機器にも搭載されているDACで、S/N比は120dBです。ちなみに、TIのPCM5102A, PCM5122, PCM5142は112dBなのでかなりスペックは高いです。さらに、DSDは2.8MHzと5.6MHzだけでなく、11.2MHzにも対応していません。音源を見つけるのが大変かもしれませんが。。。PCMも32bit/768kHzまで対応しています。

ちなみに、DSDはDoPでの再生だそうです。

AK4137は入力された音楽をアップコンバートするために搭載されています。PCMは32bit/705.6kHzあるいは32bit/768kHzに、DSDは11.2MHzに変換されるようです。

また、I2Sのクロック信号もこのAK4137で高精度なものに置き換えられるようです。AlloのKali Reclockerと同じ機能を持っているのですね。

Terra-BerryとTerra-Berry 2の違いは電源設計にあるようです。オペアンプの駆動電圧を4Vから5Vに変更し、電源用に専用リニアレギュレータを搭載し、さらにDACとRaspberry piの電源グランドを分けたそうです。

専用ケースも期待できそう?

ブライトーンはRaspberry piを利用したオーディオ開発を行う「ワンボードオーディオ・コンソーシアム」のメンバーになっています。

したがって、Terra-Berry 2もこの規格にのっとっており、規格にのっとったケースに収納できることが期待できそうです。

Raspberry pi + I2S DACの構成は音質は良いのですが、基盤むき出しでの運用になりがちです。ぴったりはまるケースが用意されるのであれば見た目にも安全面でもありがたいです。あとは安くリリースされればいいのですが。。。

発売は5月26日、価格は26,500円

このTerra-Berry 2 DACは5月26日に発売予定、価格は26,500円(税抜)です。

予約特典として現在は25,000円で予約が受け付けられています。

まだ詳細が公開されていないので外部電源をどのようにつなぐかなど不明点もありますが、Raspberry piからの電源供給もできるようなので、とりあえず音が出る状態にはなるかなと思い予約しました。

Piano 2.1が49ドル、Kaliが75ドルなので、合わせて13,000円ほどです。これよりも倍くらい高いTerra-Berry 2 DACがどれほどの音質なのか楽しみです。

(追記): 届きました

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