うちのPCはSONYのVAIO S15を使っているのですが、途中でHDDをSSDに交換しています（交換の話はまた別途書こうと思います）。
人気のあるCrucialのMX100を使っているのですが、いつの間にか新しいファームウェアが公開されたみたいなのでアップデートしてみたいと思います。なぜかStorage Executive softwareでうまくアップデートできずにはまってしまいました。
ファームウェアアップデート内容
メーカーのHPによると、アップデート内容は、
Version MU02 includes the following changes:
Improved stability, Efficiency, and Performance during power state transitions
Improved handling of environments with unstable power supplies
Improved handling of environments with SATA interface signal integrity issues
Improved response time for SMART read commands
Corrected error handling NCQ Trim Commands
Corrected reporting of SMART Attribute 5
とのことです。電源状態が遷移する際の安定性、効率、性能が向上し、電源供給が不安定な環境やSATA信号が不安定な環境での扱いが改善し、SMART読み出しコマンドのレスポンスが改善し、NCQ Trimコマンドのエラーが修正され、SMART属性5のレポートが修正されているようです。
最初の3つはいい感じですが、あとの3つは正直よくわかりません。まあ、とりあえず何か改善するようなので良しとしましょう。
アップデート方法
アップデート方法は2種類あるようです。
1． Crucial Storage Executive softwareをインストールしてここから
オンラインアップデート（推奨）
2. ISOイメージをDVDやUSBに焼いてアップデート
今回は推奨の”1″でやってみたいと思います。でも、このソフトはWindowsのみの対応なんですね。MacとかLinuxの人はISOを使わないとだめなようです。なんだかんだ言って、いまだにWindowsの影響力は圧倒的ですね。
ソフトを立ち上げるとこんな画面が出ます。ブラウザベースのソフトのようです。
なんやかんやいろんな情報が表示されて、SSDの温度まで出るのですね。
今回の主目的である”Firmware Update”を選ぶとこんな画面が出ます。
現在のバージョンが”MU01″であり、アップデートするファームウェアが”MU02″であることがしっかり表示されています。
アップデートするも、、、失敗！！
“Update Firmware Now”を押すとなんか一瞬で処理が進み、勝手に強制再起動されてしまいました。。。このブログを書きながら作業していたのですが、おかげで一時保存分を除いて消えてしまいました（泣）
で、再起動して戻ってきたのですが、ファームウェアのバージョンを確認すると”MU01″。あれ？アップデートされてない？しょうがないのでもう一度やってみてもやっぱり”MU01″のまま。メーカー製PCなので何か特殊なことがあってうまく動かないのでしょうか？
DVDからのアップデートで再挑戦
しょうがないので”2″のDVDからのアップデートを試みることにしました。Crucial のHPからISOイメージをダウンロードしてDVDに焼きます。そして、DVDから起動するとファームウェアアップデートが行われ、無事に完了。
確認すると、ちゃんとアップデートされたようです。
Storage Executive softwareからやるよりISOイメージを焼く手間がありますが、まあ大した手間ではないですね。特に遅くて困っていたわけではないのですが、時々ブルースクリーンになってしまっていたので、それが改善されているといいなぁ。
追記:新しいStorage Executiveがリリースされて、SSDの性能が10倍以上に向上しました！！
