昔はスマホは1年たつとどんどん進化するためユーザーもどんどん買い替えるのが主流でした。
しかしながら、最近の調査で買い替えまでの期間が長くなっているそうです。
iPhoneを買ったら何年使うか?というのは悩みどころでもあるのですが、やはり世の中の傾向としては長くなっているようです。
平均2.92年で買い替えるアメリカのユーザー
9to5Macによると、現在のアメリカ人のiPhone買い替えサイクルは2.92年だそうです。
2年前は2.32年だったそうなので、2年で半年以上同じiPhoneを使う期間が長くなっています。
ちなみに、Androidユーザーに比べてiPhoneユーザーの方が同じスマホを使い続ける期間が長いそうです。
価格とキャリアの戦略が影響
この変化について2つの要因があると分析しています。
高価格化するiPhone
iPhoneの価格は年々高くなっており、10万円ごえが当たり前になっています。
このためユーザーが簡単には買い替えられないようなぜいたく品へと変わっていっています。
キャリアの販売戦略
もう1つはキャリアの販売戦略です。
以前はキャリアがスマホの料金を携帯電話サービスの利用料と相殺するようなプランを積極的にアピールしていました。
それが、日本でもそうですが、端末とサービスの分離が進み、そういったプランが少なくなっているそうです。
このため、端末のコストがダイレクトにユーザーに見えるようになり、買い替えを控えるような形になっているとのことです。
買い替えサイクルはさらに長く
この1つのiPhoneを使い続ける傾向は今後も続くと予想されています。
使っているスマホを2018年に買い替える計画があるという人は2015年に比べて30%も減少したそうです。
3年を超えるのも速そうです。
iPhone XRはそこそこ売れれば成功?
ということは、新しいスマホを出しても前と同じように売れる確率は低いということになります。
先日、iPhone XRの売れ行きに関する記事を書きました。
実は今までと同じくらい売れればそれで大成功なのかもしれません。
とはいえ、成長し続けることが企業に求められているのですから、前と同じではだめなのでしょうね。
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