iPhone 6とiPhone 6 plusによって中国での携帯電話売り上げ台数1位となったアップルが、その座から陥落したそうです。
アップルの上に立ったのはXiaomiとHuaweiだそうです。
世界中での売り上げも大きく伸ばしているこの2社がアップルを上回ることになりました。
2015年4月から6月のスマートフォン売り上げは過去2番目の台数
IDCの調査によると、今年4月から6月に販売されたスマートフォンの台数は1年前に比べて11.6%増加し、3億3720万台となったそうです。この値は過去2番目に多い台数なのだとか。新興国市場がけん引この台数をけん引したのは、AppleのiPh...
アップルは3位に転落
今年4月から6月の携帯電話の売り上げ台数で、アップルは中国市場で3位に転落したそうです。
変わって首位に立ったXiaomiが15.9%、2位のHuaweiが15.7%のシェアをとったとか。
アップルの正確な販売台数は明らかではないそうですが、12.2%程度だろうとのことです。
中国市場で首位を取っていたのが驚異的
とはいえ、一時的にでも中国市場で首位を取っていたのが驚異的だといわれています。
中国市場は自国の製品を好む傾向があり、外国の携帯電話メーカーが1位になること自体がすごいことなのだとか。
さらに、アップルの製品は高価で、利益率が高いものとなっています。
アップルが1社でスマホ業界の9割以上の利益を稼ぐ
ウォールストリート・ジャーナルによると、スマホを販売しているメーカーが稼いでいる利益の合計のうち、アップルが92%を稼いでおり、利益面では一人勝ちとなっているようです。シェアも高いですが、利益はそれ以上ですね。1年前より27%も上昇1年前に...
そんな製品が1位を取るというのはよっぽどの魅力があるということです。
XiaomiやHuaweiはどちらかというと薄利多売なので、それらのメーカーと対等以上に渡り合うというのはすごいことですね。
iPhone 6sで勢いが持続するか
秋に発売するといわれている次世代のiPhoneでこの勢いが持続するかというところにも注目が集まります。
すでに、iPhone 5sとiPhone 6の間で体感性能に大きな差はないといわれており、何か目玉技術が導入されないと買い替え需要を喚起することはできないかもしれません。
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