先日、Polaroid piguにウイルスバスターモバイルをインストールしてみました。
ウイルスバスターはその名の通り、ウイルス対策ソフトであるのですが、いろいろいじってみるとバッテリーの持ちを伸ばしてくれそうな機能がいろいろ入っていることがわかりました。
ただのウイルス対策ソフトではなかったのですね。
「端末の最適化」の中にバッテリーの持ちをよくする機能が存在
ウイルスバスターモバイルのメニューを開くと、一番下に「端末の最適化」というメニューがあります。
これを開くと、前回紹介したメモリ最適化機能ののほかに「バッテリー」というメニューがあります。
この中で、ユーザーの使用環境に合わせて、きめ細かくバッテリーを制御できる設定があります。
電話専用モード
「電話専用モード」とはその名の通り、スマートフォンをただの携帯電話にしてしまうことができるモードです。
ガラケー(フィーチャーフォン)に比べてスマートフォンのバッテリーが持たない一番の要因は、常にバックグラウンドでアプリが動作し、通信を行っている点です。バッテリーの容量は何倍もスマホのほうが大きいのに持ちが悪いのはここに原因があります。
とはいっても、常にスマートフォンをただの携帯電話にしてしまってはスマートフォンを持っている意味がありません。ウイルスバスターモバイルでは、時間帯やバッテリー残量によって電話専用モードに切り替えることができます。
具体的には上のスクリーンショットのような設定があり、「時間帯で自動切り替え」と「バッテリー残量で自動切り替え」の2つが選べます。
「時間帯で自動切り替え」は、寝ている間はスマートフォンを電話専用にしてしまう設定です。
寝ている間にメールが来ても、起こされてしまうだけで、あまりうれしくはないので、寝ている時間が規則的であれば有効な設定かと思います。緊急の電話はあるかもしれないので、電源は切りたくない、という用途によく合っています。
翌朝自動的にこのモードを解除すればメール等の通知は着信しますし。
バッテリー残量によって切り替えるのは、緊急時のためと思われます。スマートフォンが暴走して一気にバッテリーが減っても、あと少しのところでバッテリー減少を踏みとどめることができるかもしれません。
電話専用モードのオプションで、具体的にどの機能をオフにするかが選べるのですが、その中に「実行中のすべてのアプリを停止」という項目があります:
これを使えば、暴走したアプリを止めてくれる可能性があるので、バッテリーを使い切ることなく電話機になってくれるかもしれません。
おまかせEco設定
もう1つの機能が「おまかせEco設定」です。
この機能を使うと、スタンバイ時に通信機能を自動的にオフにすることができ、バッテリーの持ちを改善することができます。
メールやSMSだけは残して、無線LAN(Wi-Fi)やBueoothだけ切るという設定も可能です。
また、よく自宅でWi-Fiを使っていて、外出時に無線LANをオフにするのを忘れて出てしまい、むだにバッテリーが消費されるということがありますが、これを防ぐ機能もあります。
うまく使えば大幅にバッテリーの持ちを伸ばすことができる?
これらのウイルスバスターモバイルの機能を使うと、スマートフォンのバッテリーの持ちを大幅に伸ばすことができるかもしれません。
いきなりガンガンに設定すると困るかもしれないので、徐々に増やしていくのがいいかもしれませんね。
私もまずは寝ている間に電話専用モードになるように設定してみたいと思います。
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