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窯元が焼く陶器製のスピーカー 「Ceramic 華 TC-1」が登場

Ceramic 華 TC-1 オーディオ

スピーカーの筐体と言えばMDFや単板といった木でできているのが普通です。タイムドメイン社から新たなに登場したスピーカーはなんと陶器でできているという世にも珍しいスピーカーです。

スピーカーだけではなく付属のアンプも陶器

このTC-1、スピーカー本体だけでも驚きなのですが、付属のアンプも陶器製になっています。

TC-1
TIMEDOMAINのHPより

ぱっと見、宗教的なものに見えるのが良しあしですが、今までにないスピーカーであるのは確かです。

この陶器はわざわざ岐阜県の窯元に依頼して作っているそうで、注文してから完成までに2か月かかるそうです。ガチの陶器です。

TC-1
TIMEDOMAINのHPより

色は2色用意されています。どちらも和室には合いそうなデザインです。

タイムドメイン理論と高相性?

タイムドメイン社のスピーカーは独自のタイムドメイン理論というものに基づいています。

私の理解では、録音されている音を忠実に出すために、

  • スピーカーコーンの大きさを小さくして素早い反応ができるようにする
  • スピーカーを支える筐体を頑強にして余計な振動が起こらないようにする
  • 音が濁ったり位相がずれないようにフルレンジスピーカーのみを使う

というのが特徴のように思います。

陶器は硬いことが特徴ですので2番目の特徴に合致したのでしょうか?ただ、響きは木よりもあると思うので、そこをどう解決しているかがポイントのような気がします。

アンプ部の機能が少ないのが残念

タイムドメイン理論にあった音にするためにTC-1はアンプもセットになっています。

入力端子は3.5mmステレオミニL字プラグのみという潔い仕様です。大きさと重さはスピーカーが160W×310Hmm/2kg、アンプが145W×95Hmm/1.3kgとなっています。

どちらかというととんがった製品であるにもかかわらず、アンプの機能が異常なまでに少ないのが残念です。デザイン重視なところもあるので、AirplayとかBluetoothとか、Spotify/Amazon Music対応があっても良いと思うのですが。

もちろん外付けで用意もできますが、このデザインにあった他の製品はなかなかないかと。。。

興味深い製品ではあるけど

今までにない陶器という素材を使った点でなかなか興味深い製品であるのは確かです。

しかしながら、価格は15万円で納期は2か月、その割に機能も少ないと人を選びそうな製品でもあります。

一度聞いてみたいとは思いますが、視聴なしに買うのは怖そうな製品です。

ただ、これまで木ばかりだったスピーカーの筐体に対して新たな素材を使った点は面白いので、今後もカーボンとかいろいろ試してほしいですね。

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