また新たな格安SIMの料金プランが登場です。
モバレコモバイルが発表した新しいプランは、1Mbpsの回線速度を基本として、それを独占/共有するものとなっています。
これまでの200Mbps以上を最高速度とするプランとは違うまったく新しい形態です。
1Mbpsの回線を独占できる「超高速独占プラン」
1つ目のプランは1Mbpsの回線を独り占めできる「超高速独占プラン」と呼ばれるプランです。
通常の格安SIMは、最高速度が200Mbps以上でありながら、回線が混んでいるときには1Mbpsを割り込むこともざらにあります。
このプランでは、常に1Mbpsを独占して使用できるそうです。また格安SIMによくある、月ごとの通信量制限もありません。最低利用期間もありません。
さらに、新古品のiPhone 6がついてくるそうです。
月額料金はそれなりに高く、なんと298,000円だとか。専用線サービスはパソコンのインターネットでも高いですが、さすがですね。
サーバに常に高速でアクセスする必要のあるビジネス用途にはいいかもしれませんが、さすがに個人で契約するには少々つらいものがあるでしょうか。。。
1Mbpsの回線を多くのユーザーで共有する「超激混み激安プラン」
もう1つのプランは、最大1Mbpsの回線を多くのユーザーで共有する「超激混み激安プラン」です。
こちらのプランは先ほどのプランとは打って変わって安く、月額298円です。単純計算で1,000人で1つの回線を共有するのでしょうか。
また、中古のスマートフォンが提供されるそうなのですが、届くまで何になるかわからないそうです。
こちらは最低利用期間が長く、4,000円かかるそうです。回線を共有している以上、入れ替わりが激しいと困るのでしょうね。
これまでの料金体系に縛られないMVNOは歓迎
これまでの格安SIMは、最大通信速度は200Mbpsで、月当たりの高速通信は数GBで、混んでいる時間は1Mbpsも出ないというのは横並びでした。
そこに新たな料金体系を持ち込んだことは評価できるかと思います。
モバレコモバイルが今回発表したものは万人向けとはいいがたいですが、これまでのプランではカバーできなかった需要を掘り起こすことができるものではないかと。
3大キャリアの廉価版というだけではない格安SIMがどんどん出てくれると面白いですね。
コメント