アップルが2015年7月~9月の収益を発表しました。
その発表の中で、この期間にiPhoneを買ったユーザーの30%がAndroidからの乗り換えであったと発表されました。
iPhoneの相変わらずの人気が見て取れます。
iPhoneは4800万台、iPadは980万台、Macは570万台の売り上げ
発表によると、2015年7月~9月のアップルの売り上げは618億円で、収益は133億円であったとのことです。
2014年の同時期は売り上げが505億円、収益が102億円であったのに比べるとどちらも増えています。
また、アメリカ以外での売り上げが62%を占めているとのことです。
主要なハードウェア製品の台数でいうと、
- iPhone: 4,800万台
- iPad: 980万台
- Mac: 570万台
となっており、圧倒的にiPhoneの売り上げが多くを占めています。
このほかのハードウェア製品であるApple Watch, Apple TV, および買収したBeatsの製品の売り上げは約36億円だそうです。
iPhoneを購入したユーザーのうちの30%がAndroidからの乗り換え
また、iPhoneの売り上げについてさらに言及され、2015年7月~9月にiPhoneを購入したユーザーの30%がAndroidからの乗り換えであったとのことです。
iPhoneの売り上げ台数が4,800万台なので、およそ1,440万台がAndroidからの乗り換えとして売れたように見えますが、実はこの”30%”の母数には初めてのスマートフォンとしてiPhoneを買ったユーザーが含まれていないそうです。
したがって、1,440万人のユーザーがAndroidをやめてiPhoneに移ったということではありませんが、それなりに多くのAndroidユーザーがiPhoneに乗り換えたのは間違いありません。
しかしながら、それにしてはiPhoneのシェアが増えていないので、逆にiPhoneからAndroidに乗り換えたユーザーもそれなりに多いのでしょうね。
中国での売り上げが激増
また、アップルは中国でのiPhoneの売り上げが激増したと発表しています。
売り上げ台数は99%増加し、150億円の売り上げが中国圏で発生したとのことです。
全体の売り上げが619億円なので、およそ1/4が中国での売り上げということになります。
相変わらず強いiPhone、iPhone7まで勢いが続くか
今回の発表ではiPhoneの相変わらずの強さが見て取れました。
この強さがiPhone7まで続くのか楽しみです。
また、Apple Watchについてはあまり言及されなかったため、売り上げは会社予想を下回っていたのかもしれません。こちらの巻き返しも期待したいところです。
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