これまでかたくなに独自のOSを使ってきたBlackBerryが2015年に初のAndroid搭載スマホ BlackBerry PRIV を発売しました。
2016年はこの動きを一気に進め、完全にAndroid一本に絞るようです。
CES2016のインタビューでCEOが発表
この情報はCES2016で行われたBlackBerryのCEOへのインタビューに基づくものです。
それによると、2016年にBlackBerryは2台の新しいスマートフォンを発売するそうです。
そして、そのどちらもAndroid OS搭載のスマホだそうです。
BlackBerryにとってはかなりの賭けに出たといえるでしょう。
BlackBerry Classicは継続
一気にBlackBerry OSをやめるのではなく、BlackBerry OS 10を踏査際したBlackBerry Classicの販売は継続するようです。
したがって、まだ完全にBlackBerry OSを捨て去ったということではないようですが、PRIVが成功すれば新たなBlackBerry OSの開発はないのでしょうね。
BlackBerry PRIVの売り上げは今のところ順調
一方、2015年にリリースした初のAndroid搭載BlackBerryであるPRIVについては、今のところとても売れ行きが良いとしています。
また、今後の見通しについても慎重な姿勢を崩さないが楽観的だそうです。
すでにAndroid 6.0 Marshmallowへのアップデートも予定されていたり、サードパーティーによるアクセサリーの発売も予定されていたり、順調さがうかがえます。
2016年はBlackBerryにとって勝負の年
BlackBerryにとっては2016年は勝負の年になりそうです。
すでに土俵際に追い詰められていた状況ではありましたが、2015年はそこからAndroidへの移行という勝負手を打ってきました。
また、Googleとの協業も開始しています。
2016年に発売される新しい2つのAndroid端末は、守りではなく攻めを2016年も継続するということであり、これが成功するか否かでBlackBerryの行く末が決まるかもしれません。
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