マイクロソフトがBlackBerryを買収するという噂が流れています。
買収金額は70億ドルともいわれていますが果たして。
これまでにもノキアの携帯電話部門を買収
マイクロソフトはすでにノキアのモバイル事業部門を買収し、自社のOSを載せた携帯電話をすでに発売しています。
すでに「ノキア」というブランド名はなくなり、「マイクロソフト・ルミア」というブランド名になっています。
この時は54億ユーロでの買収でした。
Windows Phoneのシェアは上がらず
マイクロソフト自身で端末を売るようになっても残念ながらWindows Phoneのシェアは上がらず、2014年度のシェアはわずか2.7%しかありませんでした。
AndroidとiOSが市場を独占する状況の中で、新たな魅力を出すことができなかったのが敗因であるといわれています。
BlackBerryの強みであるエンタープライズ分野に望みを託す?
BlackBerryは、個人向けというよりは、どちらかというとエンタープライズ(事業者)向けに強みを持っています。
マイクロソフトもWindowsやOfficeでこの分野には強みを持っていますので、BlackBerryのノウハウを吸収することで、エンタープライズ分野の開拓を進めようとしているのかもしれません。
方向性は正しい、果たして買収できるか?
BlackBerryの買収にはほかの企業も興味を示しています。具体的にはXiaomi, Lenovo, Huaweiといった企業が噂されています。
マイクロソフトはこれらの企業に比べるとお金はあるでしょうから、買収が成功する可能性は高いかもしれません。
Windows Phoneが生き残るかどうかはこの買収にかかっているかもしれませんね。
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