ウォールストリート・ジャーナルによると、スマホを販売しているメーカーが稼いでいる利益の合計のうち、アップルが92%を稼いでおり、利益面では一人勝ちとなっているようです。
シェアも高いですが、利益はそれ以上ですね。
1年前より27%も上昇
1年前に同じ調査した時は65%だったそうです。
これでも十分高いと思いますが、そこからさらに上げてくるところはすごいですね。
2位はサムソンで15%…?合計100%を超えている?
2位はサムソンで15%なのですが、この2社を合わせると107%となります。
実は、スマホメーカーの中には採算割れのところも多く、マイナスの利益を出しているところも少なくないとか。
その結果、1位と2位を合わせると100%を超えるようです。
Android全体の7倍以上の利益
iPhoneが稼いだ利益は188億ドルにのぼるそうです。
Android全体が24億ドルなので7倍以上の利益です。
端末台数シェアではiPhoneが20%なので、かなりいびつな状態になっています。
しばらくはアップルの牙城はゆるがないか
この数字を見るとアップルの強さが見て取れます。
体力勝負に出ることなく圧倒的な利益を稼ぎ出すビジネスモデルは素晴らしいです。
稼いだ利益がまた新しい技術を生む、という繰り返しをしているうちは牙城は揺るがないでしょうね。
ただ、スマホがコモデティ化していくなかで、Apple Watchがあまり売れていないという報道もあり、予断を許さない状況ではあるかもしれません。
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