アメリカのスプリント(Sprint)がiPhoneを常に最新のものにアップグレードしてくれるプログラムを開始しました。
高価なiPhoneは買い替えるのに大きなコストを必要としますので、iPhoneマニアにとってはありがたいサービスですね。
月に22ドル払うと最新のiPhoneを常に使用可能
このプログラムでは、月に22ドルを払い続けることで、常に最新のiPhoneにアップグレードし続けてくれるというものです。iPhone Foreverという名前だそうです。
制約は1つだけで、最新のものの1世代前のiPhoneを使っていなくてはならないというもの。
日本と同じように2年縛りがこれまであったそうですが、それが実質無くなるとのこと。
1年に1回新しいiPhoneが出るとすると、22ドル=2700円として、2700×12=32400円で新しいiPhoneが手に入るという計算になりますね。
同様のプログラムはアメリカのほかのキャリアでも実施
日本から見ると目新しいプランのように見えますが、アメリカでは普通のサービスのようです。
AT&T, Verizon, T-Mobileといったキャリアがすでに同様のプログラムを行っています。
料金まで含めて月当たりのコストを計算するとSprintが最も安くなるようです。
ある種の「リース」であることに注意
このプログラムは非常にお得なサービスであるように見えますが、実質「リース」であるところに注意が必要です。
新しいiPhoneを入手するには古いiPhoneを「返却」しなくてはなりません。したがって、古いものを思い出に残しておくことはできませんし、自分で中古ショップに持っていくこともできません。
そういった自由を捨ててでも常に新しいiPhoneを使い続けたい人にとってはいいサービスですが、万人向けというわけではないようです。
日本でも展開してくれないものか
スプリントは日本のソフトバンクが買収をして話題になりました。
逆輸入の形で同様のプログラムが日本に上陸してもおかしくはありません。
iPhoneの人気が非常に高い日本なので成功する確率も高いのではないでしょうか?
問題はiPhoneの快進撃がいつまで続くのかというところにあるのかもしれませんが。。。
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