Googleが新しいタブレットデバイスである “Pixel C” を発表しました。
オプションでキーボードも用意されているAndroidタブレットですが、これまでのNexusシリーズのタブレットと何が違うのでしょうか?
Pixel CはGoogleが設計し、製造するタブレット
Pixel Cの特徴は、設計から製造まですべてGoogleが行っているという点にあります。
NexusシリーズはGoogleが販売しているものの、設計や製造はパートナー企業が行っています。たとえば、Nexus 7はASUSですし、Nexus 9はHTCです。
よりAndroidの先進的な機能がPixel Cに実装される?
これにより期待されることは、Pixel CはNexusシリーズよりもより先進的な機能が実装されるのではないかということです。
あるいは、今後タブレットはPixelシリーズに統一されるのかもしれません。今回の発表会でスマートフォンにはNexusシリーズの2つのデバイスが発表されましたが、タブレットにはNexusシリーズの新しいデバイス発表されませんでした。
最近はタブレットデバイスの売り上げの低迷が目立っています:
このため、パートナー企業はあまりタブレットデバイスを作りたがらないのかもしれません。Googleが率先してタブレットの新たな価値やエコシステムを開拓することで、タブレット分野でのAndroidの存在感を強めていきたい考えがあるかもしれません。
Pixel Cの価格は約60,000円から
Pixel Cの価格は32GB版が499ドル(約60,000円)、64GB版が599ドル(約72,000円)となっており、ライバルとなるSurfaceやiPad Proよりもおそらく安い価格となっています。
それにもかかわらずCPUには最新のTegra X1を持ってきたり、OSにはAndroid 6.0 Marshmallowを搭載するなど、意欲的な製品となっています。
年末商戦には間に合うようなのでスマートフォンだけでなくタブレットでも3つどもえの戦いとなりそうです。
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