昨年の大きなニュースであったApple Musicですが、今年はさらに攻めていくようです。
なんと、ハイレゾ音楽の配信を開始するといううわさが出てきました。
もし実現するならほかのストリーミングサービスに対する大きなアドバンテージになりますね。
96kHz 24bit の音楽配信を開始?
Apple Insiderによると、アップルはApple Musicからハイレゾ音楽の配信を計画しているそうです。
サービスの開始は2016年を予定しているとか。
気になるクオリティは96kHz 24bitでの配信になるそうです。ストリーミングで配信しようと思うと帯域の問題からこれくらいの仕様が妥当なのでしょうね。
ハードウェア的にはハイレゾ環境が整いつつある
すでにアップルはLightningコネクターのオーディオ機能の仕様を公開しており、それによりハイレゾ音楽のサポートが可能となっています。
すでにフィリップスやJBLがLightning直結のヘッドホンを発表しています。
また、次期iPhoneではヘッドホンコネクタがなくなるといううわさもあり、Lightningから高音質の音楽を再生するのがこれからのデファクトスタンダードになるのかもしれません。
ハイレゾ音源のストリーミング配信が当たり前になっていくか?
海外ではすでにTidalやQobuzといったサービスがハイレゾ音楽のストリーミング配信を行っています。
契約者の多いApple Musicがハイレゾをサポートすることでこれからはハイレゾ音源のストリーミング配信が当たり前になっていくのかもしれません。
ただ、料金はおそらくApple Musicも据え置きとはいかないと思います。Tidalの場合、ハイレゾ音源の配信の場合、非ハイレゾに比べて1200円~1500円ほど高くなっています。
アップルも現在のApple Musicはそのままの値段で、高い料金を払うことでハイレゾ音楽のストリーミングを提供するのではないでしょうか?
とはいえ、実現すればまた業界に波紋をよぶことは間違いありません。2016年も音楽ストリーミング配信サービスが熱いかもしれません。
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