スマートフォンは毎日持ち歩くものなので故障もよくあります。
アップルは古いiPhoneの買取プログラムを行っていますが、これまでは「壊れていない」iPhoneのみが対象でした。
これからは、故障したiPhoneであっても故障した端末の買取を行ってくれるそうです。
Apple Reuse and Recycling Program
このプログラムはApple Reuse and Recycling Programと呼ばれています。
古いiPhoneをアップルストアに持ち込むとそれを買い取ってくれ、新しいiPhoneの購入資金にあてられるというものです。
しかし、買い取ってくれるのはあくまで正常に動作するiPhoneであり、ディスプレイが割れていたり、カメラがうつらなかったり、ボタンが動作しなかったりしたら買い取ってくれませんでした。
故障したiPhoneも買い取り対象に
しかし、このたびこのプログラムが更新され、故障したiPhoneも買い取り対象になるそうです。
9to5 Macによると、買取価格はiPhone 5sが6,000円(50ドル)、iPhone 6が24,000円(200ドル)、iPhone 6s Plusが30,000円(250ドル)だそうです。
これにより、古い端末を修理するよりも買い取ってもらって新しい端末を買った方が安いということも起きるそうです。
アップルは新しいiPhoneへの買い替えを促進する
iPhoneは依然として好調を保っているものの、成長はかなり鈍化した感があります。
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今回のプログラムの改定で、アップルは古い端末を使っているユーザーを新しいiPhoneに買い替えるように誘導したいのでしょう。
確かに、スマートフォンが故障した時に買い替えるか修理するかについてはいつも悩むところです。メーカーが買い取ってくれるなら気持ちよく新しい端末を買えるかもしれませんね。
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