GoogleのNexusシリーズにも端末を供給している LG が新しいスマートフォンを発表しました。
“G5″と呼ばれる同社のフラッグシップスマホは金属筐体なのにバッテリー交換が可能だったり、専用の外付けアクセサリーによる機能拡張ができたりします。
Snapdragon 820 搭載のハイエンドスマホ
LG G5はかなり高いスペックを持つ同社のフラッグシップスマートフォンです:
CPU | Qualcomm Snapdragon 820(4コア@2.2GHz) |
RAM/ROM | 4GB/32GB |
ディスプレイ | 5.3インチ WQHD(2560×1440ピクセル) |
バッテリー | 2,800mAh |
カメラ | 1,600万画素/800万画素 |
サイズ | 149.4 x 73.9 x 7.7 mm |
重さ | 159g |
OS | Android 6.0.1 Marshmallow |
スペックが非常に高い割に重さや厚みが抑えられており、まさにフラッグシップの名にふさわしいものです。
電池交換が可能
ハイエンドで薄型のスマートフォンには珍しく、LG G5はバッテリー交換がユーザーによって行うことができます。
よくある背面パネルを取り外して交換する仕組みではなく、本体下部を下に引き出すことでバッテリーが外に出るという仕組みです。
せっかくハイエンドスマートフォンを買ったのにバッテリーのへたりが早くて長く使えないのは悲しいです。LG G5であればバッテリーを交換して長く使っていくことが可能ですね。
常時点灯ディスプレイ(Always-on Display)の採用
LGのX Screenにも採用された、常時点灯ディスプレイも搭載されています。
常に点灯しているとなるとバッテリー持ち時間への影響が気になりますが、なんと1時間で0.8%しか電池を消費しないそうです。
外付けアクセサリーによる機能拡張も魅力
LG G5の特徴はバッテリー交換可能という点にとどまりません。
バッテリーを下部から引き出すギミックを利用し、この部分を丸ごと交換することで機能拡張を可能としています。
交換するときには本体の電源を落とさないといけないのか?という点が少し気になりますが、なかなか面白い試みです。
今のところ発表されているアクセサリーには以下のようなものがあるそうです:
LG CAM Plus
カメラ機能の操作性を上げるため、グリップ、ズーム、シャッターボタンが搭載されたモジュールです。
また、1,100mAhの追加バッテリーも搭載されているとか。
LG Hi-Fi Plus with B&O PLAY
ヘッドホン用のDACとアンプがセットになったモジュールだそうです。
おしゃれなスピーカーを多数発売しているB&Oとの協業なので音質も期待できるかもしれません。
ロボットやVRグラスといったアクセサリーも
また、オプションとしてロボットやVRグラス、360度撮影可能なカメラといったアクセサリー類の販売も開始するそうです。
これによってLG G5の魅力を向上するつもりでしょうか?
アクセサリーの互換性が気になる
LG G5に様々なアクセサリーが用意され、魅力が増しているのはいいのですが、気になるのは互換性です。
だんだん進化が鈍ってきたとはいえ、スマートフォンの製品寿命はそれほど長くないのが現実です。
様々なアクセサリーを買ったけど後継製品では使えない、とかなると非常に残念に思います。
特に、本体に取り付ける形のヘッドホンアンプやカメラグリップはスマホごとに形が異なるでしょうから気になります。
ぜひともLG G5を筆頭にした、下位モデルや後継製品にも互換性のあるアクセサリー体系を築いてほしいものです。
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