2016年第3四半期のスマートフォン市場のOS別スマートフォンのシェアが発表されました。
Androidがさらにシェアを伸ばし、iOSがシェアを落とす結果になったそうです。
そして、悲しいことに、Windows Phoneがついに「その他」カテゴリに入ってしまうほどシェアを落としてしまいました。
90%近くのシェアを誇るAndroid
MSPowerUserによると、2016年第3四半期のスマートフォンのOS別シェアは以下のようになっているそうです:
OS | 2015Q3 | 2016Q3 |
Android | 84.1% | 87.5% |
iOS(iPhone) | 13.6% | 12.1% |
その他 | 2.3% | 0.3% |
まず、Androidの圧倒的な強さが見て取れます。すでにシェアは90%近くに達し、数の上ではスマートフォン市場を独占しているといっても過言ではありません。
一方で、利益の面ではほとんどのスマートフォンは利益がないか赤字という話もあります。
商売としてはiOSの勝ちなのでしょうね。
シェアが1%以下に低下したWindows Phone
そして、なんといっても注目なのは、Windows Phoneが独立したシェアとして表示されなくなった点です。
これは、シェアが1%以下になったことを意味します。
過去にはBlackBerryがリストから消えたり、スマホOSはだんだんと淘汰されてきました。WindowsはWindows10でかなり力を入れてシェアを取りに行ったのですが、残念ながらこの結果です。
MicrosoftはWindows10 Mobileのサポートを続けると表明していますが、この結果を見てどうなることやら。。。
スマートフォン市場は成長を続けている、まだチャンスはある?
スマートフォン市場全体を見ると、2015年第3四半期から2016年第3四半期の間で出荷台数が6%増加したそうです。
この増加は主に発展途上国で起こっており、比較的安価なスマートフォンが売れているそうです。
その結果がAndroidのシェア増加につながっているのでしょうね。
これは、まだまだWindows10 Mobileには成長の余地があると考えるのか、もう限界だと考えるのか、Microsoftにとっては岐路を迎えているのかもしれません。
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