iPhone 7/7 Plusの評判はいまいちで売れていないのではないかといううわさがありましたが、それを払しょくする結果が出てきました。
アップルの2017年Q1の売り上げが過去最高を記録したようです。しかも、その要因がiPhoneの売り上げだとか。
一方でiPadは不調のようです。
7,830万台も売れたiPhone
アップルの2017Q1(2016年10月~12月)に売れたiPhoneの台数は7,830万台だったそうです。
この数は、一年前の同時期の7,480万台をこえて過去最高となったそうです。
もちろん、この台数はiPhone 7とiPhone 7 Plusによるところが大きいと思われます。機能的にはあまり変わっていないとか、デザインに飽きたとかいわれてきましたが、順調に売れているようです。
しかも、iPhone 7世代ではより高価格帯のモデル(iPhone 7 Plusおよびストレージサイズの大きいモデル)が売れているようですので利益もかなり大きいようです。
19%も売り上げが落ちたiPad
絶好調のiPhoneに対してiPadは不調です。
前年同時期の1,610万台に対して1,300万台と、19%も売り上げ台数が落ちています。
ただ、タブレット市場の中では高シェアであるようで、200ドル以上の価格帯のタブレットデバイスの中でiPadは85%ものシェアを誇っているとか。
今年は新たな10.5インチのiPad Proを含む3つのiPadをリリースするといわれていますが、これで巻き返せるでしょうか?
ユーザー数も取扱額も急激に伸びるApple Pay
日本でもモバイルSuicaとして利用できるようになったApple Payも急激な伸びを見せているようです。
Apple Payのユーザー数は3倍になり、取扱額は5倍になったとか。
Appley Payに対応した機器の普及や、日本を含む新たな市場の立ち上がりが貢献しているのでしょうね。
好調さを維持するアップル、iPhone 10周年へ最高の出だし
不調だ不調だといわれていたiPhoneの悪評を払しょくできたのはアップルとしては大きなことでしょう。
iPadはいまいちですが、不調なのはiPadだけでなくタブレット市場全体ですので仕方ないところもあります。
今後は2017年版iPhone(iPhone 8? iPhone X?)に向けてiPhone 7の買い控えが起こるともいわれています。そこを超えた時にアップルのエコシステムがさらに発展するさまを見ることになるかもしれません。
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