先日、フジ医療器のマイリラ MRL-1100を購入して思っていたよりも進化していたことに感動しました。そういえば足も疲れているなということでフットマッサージャーも試してみたところ、むしろこっちの方が気持ちいい。購入に至るまでの調査と検討内容を紹介したいと思います。。
足の裏から太ももまでもみほぐしてくれるフットマッサージャー
一口にフットマッサージャーといっても様々な形態のものがあります。まずはフットマッサージャーの種類について説明したいと思います。
部位限定のフットマッサージャー
まず最初が部位がかなり限定されているフットマッサージャーです。
この分野にはたとえば、以下のような据え置きで足の裏/ふくらはぎを使い方によって切り替えてマッサージするものや、
以下の製品のようにマッサージしたい部位を布で巻く形でマッサージするものがあります。
どちらも一度にマッサージできるのは1つの部位のみという制限があります。一方で、他の部位も一緒にできるものに比べるとかなりコンパクトでしまう場所には困らないという利点もあります。どうしても後述するふくらはぎ、ももが一緒にできるものだと高さが出てきて存在感が出てきます。
足裏からふくらはぎが一度にマッサージできるマッサージャー
次が足の裏からふくらはぎまで一度にマッサージできるものです。
この分野も据え置きで使うものや、
ブーツ状のものを装着して使うタイプがあります。
この形態だと足のマッサージで重要な足裏とふくらはぎが同時にマッサージできます。単に同時にマッサージするだけでなく、足裏をぎゅっと締めた後にふくらはぎをしめるなど、血液の流れを意識したマッサージが可能です。
一方、同時にマッサージできる部位が増えるのでどうしても大きくなってしまうの難点です。また、装着の手間も増えます。据え置きタイプはファスナーでふくらはぎを固定する必要があり、巻くタイプも足を突っ込むのではなく足先からふくらはぎまで巻いていく必要があります。
足裏、ふくらはぎに加えて太ももがマッサージできるマッサージャー
もっとも豪華なのが、足裏とふくらはぎに加えて太ももがマッサージできるものです。
この形態もやはり、据え置きのものや、
布を巻く形態のものがあります。
太ももまでできるフットマッサージャーの魅力は何といっても足全体をマッサージできる点です。特に太ももは人の手でやるにしても力がいりますので機械でやってくれるのはありがたいです。
デメリットは大きさと手間です。据え置きタイプのものは明らかですが、巻くタイプのものも思った以上に場所を取ります。また、太ももまで装着しなくてはいけないので手間もかなりのものです。
なぜモミーナ プロ EXを選んだのか
結論としては最終的に選んだのはフジ医療器のモミーナ プロ EX KC-320です。では、なぜ私がフジ医療器のモミーナ プロ EXを選んだのか。その経緯を書いていきたいと思います。
せっかくなので太もものマッサージ機能はほしい
まず最初の選択肢として、太もものマッサージ機能はあった方がいいという点がありました。ガ
実際に店舗で試してみたのですが、太ももマッサージがあるのとないのでは気持ちよさが違います。足先とふくらはぎのみのものだとあともうちょっと上に!と感じてしまいもう一歩感がありました。
また、大型のマッサージチェア以上のフットマッサージ機能が欲しいという気持ちもありました。スペースと予算の関係からマッサージチェアは選択肢にありませんでしたが、マッサージチェアにも太ももまでできるものは見たことがありません。せっかく専用のフットマッサージャーにしたのだからここはこだわりたいところです。
ただ、太ももがないタイプでこの製品だけは迷いました:
使わないときは椅子やオットマンとして使えるというものです。マッサージ機はどうしても使わないときに置き場所としても見た目としても邪魔になりがちですが、これなら普段からおいておけるのでいいかなと思いました。実際に見てきましたが、四角い形状もあって思ったよりも小さく見えました。太ももマッサージ機能がないのでやめましたが、かなり有力な候補でした。
据え置きタイプか布を巻くタイプかは迷った
もう1つ悩んだのは据え置きタイプにするか布を巻くタイプにするかという点です。これは悩んでも仕方ないので実際に店舗で体験して比較してみました。
まず、布に巻くタイプは確かに「布を巻く」のですが、この布がかなりぶ厚くてたたむのが難しいです。ただの布ではなく中にエアバッグと空気を送るパイプが入っているので仕方ないのですが、これのせいで写真では薄くて小さくたためそうなのですが、そこまででもありません。もちろん、据え置きタイプよりは小さいですが、それほど小さくなりません。
装着も足を突っ込むのではなく、細かく分かれたマジックテープを使って足に巻いていく形態になります。このため、据え置きタイプに比べるとつけるのに時間がかかります。疲れているときのひと手間はつらいものがあります。
また、マッサージ力という点ではやはり据え置きタイプに一歩劣ります。実際に両方試してみましたが、最大の力ではやはり据え置きタイプの方が強いです。とはいえ、巻くタイプも弱すぎるということはなく十分な強さは持っていました。
さらに、巻くタイプには足裏マッサージ機能がないというのもマイナスポイントでした。据え置きタイプは足裏が当たるところにツボを押してくれるローラーがついているのが一般的ですが、布タイプはローラーなんて内蔵できないので、プラスチック製の部品を自分で足裏にあてるという形をとります。やはりローラーに比べると一歩劣ります。
一方で巻くタイプのメリットはどんな体勢でもマッサージができるというものがあります。据え置きタイプは地面においてそこにほぼ垂直に足を入れる必要があります。巻くタイプであれば巻いた状態で寝転んでも良し、座っても良しと汎用性が高いです。寝転びながらというのはリラックスできて良いなとは思いました。
また、太もものマッサージ範囲は据え置きよりも広いというのも魅力でした。
散々迷った挙句据え置きタイプにすることにしましたが、巻くタイプでもよかったかなとは思います。
フジ医療器かスライブか
太ももまでマッサージできる据え置きタイプとなると選択肢は二つしかありませんでした。
1つは最終的に購入したフジ医療器のモミーナプロEX KC-320:
もう1つはスライブのMD-8760/MD-8761/MD-8765です:
ちなみに、MD-8760, MD-8761, MD-8765の違いは、
- MD-8760: ヒーター無し、足裏は突起のみ
- MD-8761: ヒーター無し、足裏はたたきローラー
- MD-8765: ヒーターあり、足裏は突起のみ
という違いがあります。
ぱっと見はスライブもフジ医療器も同じようなものに見えますが、フジ医療器の方がいろいろ高機能です:
KC-320 | MD-8760 | MD-8761 | MD-8765 | |
ヒーター | ヒーター+温風 | 無し | 無し | ヒーター |
足裏 | 足先、土踏まず、かかとの3連ローラー | 突起のみ | 土踏まずのローラー | 突起のみ |
最大空気圧 | 80kPa | 70kPa | 70kPa | 70kPa |
強さ調整 | 5段階 | 3段階 | 3段階 | 3段階 |
コース | 5コース | 3コース | 3コース | 3コース |
内部カバー | 取り外して選択可能 | 取り外し不可 | 取り外し不可 | 取り外し不可 |
持ち手 | 無し | あり | あり | あり |
重さ | 9.5kg | 6.2kg | 7.4kg | 6.6kg |
このように、マッサージ機の機能としてはフジ医療器のモミーナ プロ EXの圧勝になっています。
持ち運びという意味ではスライブの方がいいのですが、太ももマッサージをつけた時点でここはこだわってもしょうがないかと。。。
価格はやはりフジ医療器の方が高いです。とはいえ、せっかく買うのだからということでフジ医療器のモミーナ PRO EX KC-320を買いました。
場所は取るけど満足、肩腰のマッサージ機器よりもお勧め?
そんなわけで購入したKC-320ですが、今ではかなり満足しています。
高い上に場所も取りましたが、その価値はあるかと。
詳細なレビューはこちらの記事を参照ください:
https://gadgetsmartphone.net/%E3%83%A2%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%8A-%E3%83%97%E3%83%AD-ex-kc-320-%E3%82%92%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC-%E6%9C%AC%E6%A0%BC%E7%9A%84%E3%81%AA%E3%82%82%E3%81%BF%E5%BF%83%E5%9C%B0%E3%81%8C/
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