スマホの力を健康に活かそうという動きはいろいろ見られますが、スマホに当たり前についているカメラで病気が発見できるかもしれません。White Eye Detector(CRADLE) というアプリを使うと子供の目の病気が早期発見できるそうです。
白色の反射を撮影する
このWhite Eye Detectorというアプリは、その名の通り、「白い目」を見つけるためのアプリです。
カメラでフラッシュ撮影をすると目が赤くなってしまうことがありますが、あれは網膜の血管が赤色に反射しておきます。
フラッシュ時に赤くなるのは実は健康で、目が病気になっているときには白色に反射するのだそうです。
病気が医者の診断より平均1.3年早く発見できる
このアプリを使うと白色の反射を検出することができ、それにより病気の発見が医者の診断より平均1.3年早く発見できるそうです。
発見できる病気には以下のようなものがあるそうです:
- 網膜芽細胞腫
- 網膜症
- 白内障
- コーツ病
網膜芽細胞腫は特に子供は急速に進行し、6か月から1年ほどで転移して死に至るそうです。
このため、平均1.3年早く見つかるというのは非常に重要です。
AIによる検出を実施
このアプリでは今はやりのAIを使った検出を行っています。
CNNを利用して53,000枚の写真を学習し、それをもとに検出しているのだとか。
アプリは無料公開、誰でも試せる
うれしいことにこのアプリは無料公開されており、誰でも試せます。
問題ないことが一番ですが、子供の病気を早期に発見できるかもしれないので、たまにこれを使ってあげるといいかもしれません。
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