Bluetoothはワイヤレスでスマホなどとイヤホン/ヘッドホンをつないで音楽再生ができる便利なものです。しかしながら、一般には1つのスマホに対して1台のイヤホンやヘッドホンしか接続ができず、同時に複数人で聴くことができません。AirFly Duoを使うと二人で同時に音楽を聴くことができます。
2台のワイヤレスイヤホン/ヘッドホンに同時にペアリングできる
このAirFly Duo、見た目は非常にシンプルです。
3.5mmのステレオミニジャックをプレーヤー(スマホ)に刺して使います。プレーヤー側で再生された音楽はAirFly Duoを通してBluetoothの信号に変換され、Bluetoothイヤホンやヘッドホンで音楽を聴くことができます。
ここまでであれば普通のBluetooth変換アダプタと変わらないのですが、AirFly Duoは2台のイヤホンやヘッドホンに当時にペアリングできるところが特徴です。
スマホにしてもパソコンにしても普通はBluetoothイヤホンは1台しか同時にペアリングできません。他のイヤホンにもペアリングしようとすると元のものの接続が切れます。
これにたいしてAirFly Duoは同時に2台のBluetoothイヤホンとペアリングできるので、同じ音楽を2台のワイヤレスイヤホンで聞くことができます。
友達や恋人、家族と外出先で同じ音楽を聴きたいという要求にぴったりです。
aptXやaptX-LLに対応、低遅延でゲームでも使える
このAirFly Duoは音質にもこだわっており、BluetoothコーデックとしてSBCだけでなく高音質なpatXにも対応しています。
また、低遅延をうりにしているaptX-LLにも対応していますので、外出先でスマホゲームの音楽を二人で聴きながらプレイを見るということも可能です。
iPhoneやiPadを考えるとAACに対応していないのが少し残念なところではあります。
バッテリーは20時間もち、重量は15.3g
AirFly Duoはバッテリーを内蔵しており、フル充電すると20時間もの再生時間を誇ります。
また、非常に小型であり重量はわずか15.3gです。持ち運びのためのトラベルポーチもついています:
イヤホン端子がないスマホの場合はどうする?
しかしながら、最近はイヤホン端子がないスマホが多くなっており、AirFly Duoを使いたくても使えないかもしれません。
そんな時はBluetoothオーディオレシーバーで一度スマホの音声を受けており、これにAirFly Duoをつければいいかと思います。
これならイヤホン側はワイヤレスを保ったまま2台同時接続ができます。
あまり一般的でない一対多のBluetoothオーディオ接続
Bluetoothが主に使われる場面ではプレーヤーと人間が1対1のため、あまり複数のワイヤレスイヤホンで同時に音楽再生というのは製品がありません。
AirFly Duoは珍しい製品なので、この機能を求めている人にはお勧めです。
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