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Apple Payに対する関心が登場当初よりも低くなっている

セキュリティ スマホ

WMPoweruserによると、アップルのApple Payに対するユーザーの関心が登場当初よりも低くなっているそうです。

鳴り物入りで登場したApple Payですが、なかなか普及までの道は遠そうです。

25%の人しか興味がない

記事によると、25%の人しかスマートフォンによる支払いに興味がないそうです。

これは2015年7月のデータなのですが、2014年11月には27%のユーザーが興味があったとか。

発表当初は面白い機能だと思っていたのに、盛り上がることなく興味を失っているようです。

3%の人しかApple Payを常用してない

また、Apple Payを21回以上使ったことがある人(常用している人)の割合はわずか3%と非常に低いそうです。

2014年11月時点で2%だったので、ほとんど増えていないことになります。

逆に、5回未満しか使ったことがない人(試しに使ったけどやめた人)の割合は49%から55%に増えているとか。

一方で1回も使ったことがない人の割合は7%しかないようなので、とりあえず使ってみるという人はいるものの、それほどの価値を見出せなかったということでしょうか。

セキュリティーの不安が大きい

最も大きな問題はセキュリティーに対する不安だとしています。

35歳以下の人でもわずか27%の人しかスマートフォンによる支払いに対して信頼をおいていないという調査結果だそうです。

日本で普及しているSuica等の支払い方法はほとんどが先にチャージする方式なので、たとえ落としたりしてもチャージしてある分しか被害がありません。

それに対して、ほぼクレジットカードと同等の支払い機能をスマートフォンに与えた場合は、盗まれた場合やハッキングされた場合の被害が大きいので、どうしても不安になるのでしょうね。

それならクレジットカードも同じだろうという気もしますが、クレジットカードは盗まれた場合や不正に使われた場合は返金されるなど、やはり長く使われてきた安心感が大きいのでしょう。

果たしてスマートフォンによる支払いは普及するのか?

スマートフォンによる支払いは、Apple Payが先行し、サムソンやマイクロソフト、さらにスウォッチも参入しようとしています。

クレジットカードと同じで手数料による利益が大きいのが魅力なのでしょうが、このデータを見るとまだまだ普及の兆しはありません。

インフラが問題なのかと思っていましたが、消費者心理の壁の方が大きいのかもしれません。

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