Huawei Mate9にはNFCが搭載されていますが、モバイルSuica等のいわゆるおサイフケータイには対応してないため、いまいち使いどころが明確ではありません。
でも、便利な使い道もあります。
Mate 9のNFCは本体上部に、表からでも裏からでも認識可能
まず、Mate9のNFCがどこに搭載されているかというと、本体上部にあります。
表でいうと通話用のイヤホン、裏でいうとカメラの上の穴が開いているあたりです。
新品の時についていたフィルムには場所が書いてあったのですが、はがしてしまうとどこにあるかわからず。。。NFCマークもないですしね。
そしてこのNFC、私が試した限りでは裏からでも表からでも認識可能です。
Bluetooth機器とのペアリングに
第一の使い方はBluetooth機器とのペアリングでしょう。
普通にBluetooth機器とMate9をペアリングしようとすると、Bluetooth機器をペアリングモードにして、Mate9もペアリング用の設定にして。。。と面倒です。
しかしながら、Bluetooth機器側がNFCに対応していれば簡単にペアリングが可能です。
試しに、SonyのMDR-EX31BNとペアリングしてみます。このBluetoothイヤホンもNFC対応です。が、これまで一度もNFC機能を使ったことがありませんでした。。。
Mate9のNFCもオンにしてスマホとヘッドホンを近づけるとこんな感じで「NFCペアリング要求」の表示が出ます。
「ペアリング」を選ぶと、「MDR-EX31BNに接続されました」と表示され、ペアリングが完了します。なんともあっけないです。
その後は何も問題なく使えるようになりました。
確かに、いちいちペアリングモードに入れてやるよりは簡単かつ確実に接続ができる気がします。しかしながら、最初の一回だけやればいいことなので、どうしてもほしい機能というわけではなさそうですね。。。
SuicaやPASMO、nanacoの使用履歴と残高照会
前述の通り、残念ながらモバイルSuica等のおサイフケータイとしてはMate9のNFCは使えなさそうなのですが、Suica等の電子マネーの読み取りはできます。
この機能を使うと電子マネーの使用履歴や残高の確認が可能です。
やり方は簡単で、まず電子マネーの中身を読み取るためのアプリをインストールします。たとえば、このSuica Readerというアプリです。
そして、アプリを立ち上げてNFCのところに電子マネーをかざすだけです。するとこんな感じで残高や使用履歴が確認できます。
乗った駅や降りた駅まで表示されるのが地味に便利です。
ちなみに、バスはバス停までは表示されませんし、スーパーでの買い物も買ったものまでは表示されません。そこまでできると家計簿をつけるのも簡単になるのでありがたいんですけどね。
Huaweiもおサイフケータイの重要性は認識、将来的には使えるように?
こんな感じで地味に便利に使えるNFCではありますが、やっぱりおサイフケータイに対応してくれるのが一番です。
Huaweiも日本市場におけるおサイフケータイの重要性は認識しているようで、将来的には対応したいようなことをインタビューで述べています。
いつ頃、どの機種で、という情報はありませんが、格安スマホでおサイフケータイが使えるようになる日もそう遠くなさそうです。
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