Huawei Watch Fitを購入してから1週間くらい経ちました。今のところいい感じで使えています。これまでに感じたことを、いいところも悪いところも含めて、レビューしたいと思います。
Huawei Watch Fitのいいところ
ディスプレイが美しい
Huawei Watch Fitに搭載されているのは326PPIの有機ELディスプレイ。これが非常に美しいです。
この価格とは思えないほど高精細で明るく、ディスプレイの質に関して文句がある人はいないのではないでしょうか。ここまで美しくなくても、と思うほどです。
また、表面のガラスも耐指紋コーティングでもついているのか、汚れにくくていい感じです。
サクサク動く
Huawei Watch Fitは非常にサクサク動きます。アプリを追加できるわけではないので、それほど本体を触る頻度は高くないですが、このサクサクさはうれしい限り。
これまで使ってきたスマートウォッチは反応がいまいちだったこともあり、あまり本体を操作しようという気持ちが起きませんでしたが、これだけサクサクだと無駄に本体を触ってしまいます。
LINEの通知は100%届く
私はiPhoneとペアリングして使っていますが、当たり前といえば当たり前ですが、LINEの通知は100%届いています。
これまでのスマートウォッチは時々通知が来なかったりして、再起動や再ペアリングをしていましたが、安定性が高いのはありがたいです。
欲を言えば、返信までできるといいのですが、さすがにこの値段でそれを求めるのは苦というものでしょう。
睡眠のモニタリングと解析が細かい
Huawei Watch FitにはHuawei TruSleepという睡眠モニタリング機能が搭載。毎晩の睡眠状況の解析とアドバイスをしてくれます。この内容がなかなかに細かいです。
こんな感じの目が覚めたとき、レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠のモニタリングは当たり前で、
それぞれの睡眠の割合や深い睡眠の連続性、呼吸の質まで計測してくれます。そして、一番悪いところに関してはアドバイスもくれます。
そして、地味ですが昼寝もちゃんと計測してくれます。最近は昼寝を積極的にとったほうがいいという話もありますが、これはありがたいですね。
ストレスの解析を自動で行ってくれる
嗣明だけでなく、ストレスの解析も自動で行ってくれます。
明らかにストレスがかかる場面では値が上がっているので、それなりに信頼がおけそうです。
これをチェックすれば、今日はストレスが多かったから早めに寝ようとか、昨日は頑張りすぎたから今日は控えめにしようとか、判断ができそうです。
もちろん、手動でストレスチェックも行えるので、なんか疲れてるかなぁと思ったら計測してみるといいでしょう。
座りっぱなしの警告だけでなく運動のコーチをしてくれる
ずっと座りっぱなしは体に良くないといわれており、Huawei Watch Fitも警告を出してくれます。
Huawei Watch Fitはそれだけでなく、具体的にやるべき運動をガイドしてくれるところがうれしいです。
こちらが座りすぎのときに出てくる警告ですが、「運動を開始します」を押すと「覚醒」と名付けられているメニューをガイドしてくれます。
座りすぎていると確かに頭も煮詰まってくるので、運動を行うことでリフレッシュできている気がします。
Huawei Watch Fitの悪いところ
フル機能使うとバッテリーは10日持たない
Huawei Watch Fitはバッテリーの持ちが10日あると公にはうたっています。
が、これはおそらくデフォルトでの設定での話。上で紹介したHuawei TruSleepや自動ストレスチェックはデフォルトではオフになっています。
フル機能をオンにした場合、電池は一日に20%弱減っているので、おそらく5~6日程度しか持たないのではないかと。
まあ、バッテリーの持ちと機能性は相反するものなのでしょうがないといえばしょうがないですね。
5~6日持つだけでも十分長いですし、充電もマグネットがついたかんたんに接続できるタイプなので苦になりません。
画面タップで画面がオンにならない
Huawei Watch Fitはバッテリーの持ちを長くするため、デフォルトではディスプレイは常時点灯しません。
このため、腕を傾けて画面を自分のほうにむけるとディスプレイがつく機能がついています。
しかしながらこの機能、最初からディスプレイがこちらを向いている状態では使えません。腕を一度無効に傾けてから戻す必要があります。
こういう時は最近のスマホのように画面をタップして点灯させたいのですが、これが不可能。横にあるボタンを押すしかありません。
これもバッテリーの持ちに関係するからなのでしょうが、ちょっと残念です。
腕を傾けたことを検知する精度自体はいいのですが。。。
ストレスチェックの値は補正次第
ストレスチェックの機能を使うには、最初にキャリブレーションを行って補正する必要があります。
どうも、この機能、補正時の値を標準として、そこからの変化を相対値としてあらわしているようです。
つまり、補正時にストレスが高ければ全体的に低めに出るし、ストレスが低ければ全体的に高めに出るようです。
私は最初、割とストレスが高い状態で補正を行ったのですが、そうすると常にリラックス状態にあるように表示されました。これはいまいちだと思って、気持ちが落ち着いているときに補正をやり直したところ、今度は全体的に高めに。
ストレスという物自体そもそもあいまいなもので、相対的にしか表せないのかもしれませんが、そういった注意をどこかに書いておいてほしいものです。
軽い運動はあまり検知してくれない
Huawei Watch Fitには運動を自動的に検知して記録する機能がついています。しかしながら、軽い運動では出ないようです。
たとえば、朝NHKでやっているテレビ体操をやっても検知してくれませんし、任天堂スイッチのリングフィットアドベンチャーを30分以上やっても検知してくれません。
もちろん、リングフィットアドベンチャーでその場駆け足をすればその分は記録されるのですが、筋トレという形では記録されません。
この辺りは機械としての自動検知の限界もあるのでしょうが、いちいち手動で運動を記録するのも面倒なので、もう少し頑張ってほしかったかなとも思います。
Gmailアプリなどの通知がなぜか来ない → 解消されました
LINEなどの通知が来るものに関しては非常に精度がいいのですが、なぜか通知が来ないものがあります。たとえばGmailアプリです。
こうやってちゃんとGmailの通知をONにしているにもかかわらず、です。
これは不具合かもしれないので、そのうち治ればいいのですが。。。
ほかにも通知が来るアプリと来ないアプリがある気がします。今のところ法則はわかっていません。
(追記): いつの間にかアップデートで解消されました。
今のところ価格に対して満足度は高い
いろいろといいところも悪いところも書いてきましたが、価格に対する満足度は高いです。
3万円以上の高級なスマートウォッチを買っていろいろと不満があれば文句の1つも言いたくなりますが、1万円程度でこの程度の悪い点であれば十分なのではないでしょうか。
これからも使い続けて、気づいたことがあれば書いていきたいと思います。
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