iPhoneのOSであるiOSは頻繁なアップデートと、古い機器の長いサポートに定評があります。
そんなiOSの最新バージョンであるiOS10のシェアが2017年1月時点で4分の3を超えたそうです。
デビューして4か月しかたっていないにかなりのスピード達成です。
古いiOSのシェアはわずか24%
9to5 Macによると、すでに古いiOSのシェアはわずか24%になっているそうです。
iOS10 | 76% |
iOS9 | 18% |
それ以前 | 6% |
iOS10は2016年9月13日に登場したばかりなのにすごい勢いです。アップルによると、この速さは今までのiOSの中で最速だとか。
ちなみに、このシェアはiOS10が動作する機器での話ですので、昔の機器がどんどん消えていっているというわけではないようです。
アクティブデバイスでは83%に
上記のシェアはApp Storeでの解析結果だそうですが、ブラウザでのアクセスを解析した結果ではiOS10のシェアは83%に達しているそうです。
ブラウザでの解析の方がより使用状況を反映していると思われますので、iOS10の稼働率は非常に高いといえます。
頻繁なOSの更新が買い替えにもつながっている?
残念ながらiOSはアップデートのたびに重くなっているといわれています。また、iOS10でサポートされているのはiPhone5以降およびiPad mini 2以降の機器です。
もしかすると、新しいOSがインストールできなくなったり、非常に重くて使いづらくなったりしたタイミングでユーザーが買い替えることもiPhoneの強さの一因なのかもしれません。
Androidは、最近ではましになりましたが、OSのアップデートがあまりされません。特定のアプリばかり使っている分には重くなったということもないでしょうから、買い替え需要があまり喚起されないのかもしれません。
次のiPhoneのハードウェアは大幅なアップデートが予想されています。
ソフトウェアの要であるiOSについても10周年ということで何か面白い機能を入れてきそうですね。
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