先日からiPhone上のFacebookアプリがバッテリーを以上に消費するという問題が発生しています。
これに対してようやくFacebook側がアプリの修正と、問題の原因に対する公式見解を出してきました。
これでようやく幕引きとなるのでしょうか。
全バッテリー消費量のうち82%をFacebookが消費
この問題は9To5 Macから発信されています。
なんと、iPhoneのアプリごとのバッテリー使用率のうち、Facebookが82%も占めていたとのことです。
さらに悪いことに、Facebookアプリのバックグラウンド実行をオフにしてもバッテリーを消費し続けてしまいます。
不正に位置情報を取得し続けているわけではない
このような現象になると、位置情報などをFacebookが不正に取得しサーバーに送信しているということが疑われます。
Facebookの公式見解としては、Facebookアプリはそのようなことは行っていないとのことです。
動画再生時のオーディオ機能が問題
Facebookによると、動画再生時のオーディオ機能が問題であったとのことです。
Facebookには動画を投稿することができ、アプリから視聴することができます。
Facebookアプリを使っていてiPhoneをスリープにしたりほかのアプリに移動した場合、Facebookアプリはバックグラウンド実行に移ります。この時、動画を再生したままにしておくとFacebookアプリが不正にオーディオ機能を使い続けることになるそうです。
オーディオ機能を使い続けるものの、音量は0になっているため、ユーザーからはわかりません。音量が0であってもiPhoneの音楽再生機能を使い続けるためバッテリーを消費し続けるというわけです。
イヤフォンを使って音楽を聴いていると、iPhoneをスリープにしても音楽が流れ続けると思いますが、あれと原理は同じです。
バージョン 42.0 で修正予定
この問題はFacebook側も認識しており、バージョン 42.0 で修正予定だそうです。
修正前でも動画を再生したままFacebookアプリを放置しなければ大丈夫ですのでご安心あれ。
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