ARやVRは最近一気に市民権を得てきた感があります。
アップルもその流れに乗ろうとしているようで、AR対応のスマートグラス(眼鏡型デバイス)を開発しているといわれています。
その協業相手はカメラ用レンズで有名なカールツァイス社だとか。
iPhoneと接続する眼鏡型デバイス
9to5 Macによると、このAR対応機器はGoogleグラスのような眼鏡型をしているいわゆる「スマートグラス」であるとのことです。
iPhoneと無線接続されることで、眼鏡ごしに見える風景に画像や各種情報をオーバーレイして表示してくれます。
まだまだ研究段階とのことですが、アップルのティム・クックもARに対する関心をたびたび述べており、AR対応の機器が発売されるのは確実とされています。
カールツァイス社との協業
さらに興味深いことに、このAR対応眼鏡型機器はアップルとカールツァイス社との協業で開発されているとのことです。
カールツァイス社といえばソニーのデジタルカメラのレンズに用いられていることでも有名なレンズメーカーです。
ARは便利なものでもありますが、情報を付加することは現実世界を邪魔することにもなりますので、きれいかつ人間にストレスを与えずに表示するためには協業が必要だと判断したのでしょうか。
発表時期は2017年終わり、あるいは2018年?
気になる発表時期ですが、この情報を公開したRobert Scobleの情報によると、2017年中に発表があるのではないかとのことです。
一方、Bloombergによると、アップルのスマートグラスは2018年に発表されるとしています。
まだまだうわさ段階の不確定な情報ではありますが、このデバイスがうわさ通りリリースされればまたiPhoneの魅力を増すことになるでしょう。
しかしながら、今のところ時計型も眼鏡型も「ウェアラブル」と呼ばれるスマートデバイスは大成功した例はありません。アップルがリリースするAR機器が最初の例となるのか、この噂は注目する必要がありそうです。
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