iPhoneはスマートフォンの中では比較的高価な部類に属しているといわれています。
そんなiPhoneの実売価格は国や地域によって大きく異なるようです。
最大で倍以上の差がついているとか。
安いアンゴラ、高いベネズエラ
Apple Insiderによると、iPhoneの生誕地であるアメリカ市場での平均売価は625.88ドル(6~7万円ほど)だそうです。
それでは他の国ではどうなのかというと71か国中で安い国、高い国それぞれの上位5か国は以下のようになっているそうです。
安い国:
アンゴラ | $401.94 |
日本 | $413.58 |
中国 | $470.74 |
フィンランド | $475.94 |
アラブ首長国連邦 | $498.25 |
高い国:
ベネズエラ | $97,813.82 |
シンガポール | $969.04 |
ドミニカ | $965.62 |
アルゼンチン | $900.43 |
グアテマラ | $889.56 |
まず、最もiPhoneが高い国はベネズエラで97,813.82ドルとなっています。日本円にして1,000万円ほどでしょうか?これは、ベネズエラでインフレが起こっているせいだそうで、MacBookも176,000ドル(2000万円ほど)なのだとか。
さすがにこの値は参考にならないので、2番目に高いシンガポールと、最も安いアンゴラを比べると、iPhoneの売価の差は2.4倍にも達しています。
世界で2番目にiPhoneが安い日本
それでは日本はどうなのかとみてみると、なんと世界で2番目にiPhoneが安い国にランクインしています。
これはやはりキャリアから支給される販売奨励金の影響でしょうか?いずれにせよ、日本は比較的恵まれた地域であるといえそうです。
日本はiPhoneのシェアが高い国といわれていますが、安いからシェアが高いかというとそうでもなく、3位の中国のシェアは20%を切っています:
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税金やインフレに大きく左右されるiPhoneの販売価格
上記の記事ではこのiPhoneの地域差を税金やインフレによる影響としています。
その最たるものがベネズエラです。異常なインフレでとても手が出ないような価格になってしまっています。
一方、中東地域は生活費は高いものの税金が安いのでiPhoneも比較的安く購入できるとか。
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