LINE MUSICのアプリが公開わずか二日で100万ダウンロードを達成したそうです。
ライバルのAWAは2週間かかったみたいなので、ものすごい普及の速さですね。
LINEユーザー間で拡散が行われた
以前書いた予想通り、LINEアプリの力を借りて普及が行われたようです。
やはり口コミの力はすごいですね。
AWAのほうにはそういった拡散力がなかったのでこういった差がついたのでしょう。
ユーザー間での楽曲やプレイリストのシェアが決め手
LINE MUSICの特徴的な機能として、LINEユーザー間で楽曲やプレイリストのシェアができる機能があるそうです。友達から曲を紹介されたらアプリをダウンロードして聞こうという気になるし、ましてや無料だったらなおさらですよね。
公開二日間での楽曲再生回数は1200万回
平均して一人当たり10曲は聴いているということになります。この数が多いか少ないかはわかりませんが、一曲3分としても30分は使っているということですね。
これからどうなる?
若者層が多いであろうLINEが強いか?
LINEのユーザーには若者層が多いと考えられます。LINE MUSICには特徴的な学生割引制度がありますので、500円であれば学生でもとりあえず契約しておこうかという気になるかもしれません。
また、時間制プランはさらに安いですので、意外と無料期間が終わっても契約を継続してくれるかもしれません。
一度普及したプレイリスト資産が囲い込みにつながるかも
音楽の定額ストリーミングサービスではユーザーが作成したプレイリストが資産になると考えます。
私も、Music UnlimitedからレコチョクBestに移行するとき、プレイリストが移せないので苦労しました。片方にしかない曲もあるので、せっかく作ったプレイリストが無駄になる可能性すらあります。
その点、LINE MUSICのプレイリストシェア機能で、一人だけでなく複数人でシェアするプレイリストを作成させることで、さらに強固な囲い込みができるかもしれません。
最初の一歩はよかった、あとは楽曲ラインナップか?
かなり普及に良い兆しを見せたLINE MUSICですが、楽曲ラインナップの充実が急務と思います。
話題になっていて、普及しているこの時に、楽曲が少なすぎて使えないというレッテルをはられないようにしてほしいものです。年内に500万曲と言っていますが、果たして狙っている若者層を取り込む楽曲をそろえられるかがポイントでしょう。
AWAのほうは逆に、LINE MUSICに普及で後れを取り、Apple MusicやSpotifyが背中に迫る中でどのように普及を目指していくのか、楽しみです。
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