NTT Comが外国人向けのプリペイドSIM自販機を設置したとのニュースが出てました。
海外のプリペイドSIMは面倒
私も海外に行ったときに現地のプリペイドSIMを利用していましたが、結構面倒なんですよね。
まず、事前にどんな会社がどんなサービスをやっているか、価格はリーズナブルかを調べます。
空港に到着後、その会社のカウンタを探し、列に並びます。なんやかんや手続きをすると開通します。
先進国ならサービスが充実しているけど
この、なんやかんやの部分は先進国だと簡単で、カウンタで携帯を渡すと勝手にやってくれます。
日本語メニューなので手間取るかと思ったら、相手はなれたもので、ちゃっちゃとやってくれました。
一方、ベトナム等ではSIMが露店で売られてたりするので、それを買って自分で設定をします。何らかのSMSを打ったりするとデータが開通されたりとか、ちょっと敷居が高いです。とはいえ、googleで検索すれば先達たちの知恵があるので余裕ですが(笑)
自販機があればいいというものではない
今回の自販機というのはどうなんでしょう?
自販機の横に係員がいて、設定がわからない人はサポートしたりするのでしょうか?それだと自販機の意味があまりない気もするし、かといって自販機だけだと難しそうだし。
iPhoneとか素のAndroidだと説明は楽そうですが、いろいろカスタマイズされているとサポートしきれないのでは?
もはや「SIM」という概念を捨てられないものか
スマホが一般的になったとはいえ、なかはハイテクの塊で、実は使いこなすにはサポートが難しいというところは乗り越えるのがむずかしい課題なような気がします。
SIMをバーチャルなものにして、海外だろうがなんだろうが自動的に事業者を選べるようなグローバルな枠組みがほしいですね。
そして、日単位で選べるとかだとさらに使い勝手が上がる気がするのですが。。。なかなか難しいですかね。