前回の記事で書いたとおり、Sonos ArcでDolby Atmosを再生するため、テレビをeARCのものに買い換えました。東芝 REGZA 50Z670Kというモデルなのですが、東芝 REGZAとSonosには相性問題があるという情報があり、ちょっと気になっています。実際に試した結果はどうだったのでしょうか。
レビューも含めたSonos Arc関連の記事はこちらを参照ください:
SonosのハイエンドサウンドバーであるSonos Arcに関するレビュー記事です。
東芝 REGZAとSonosの間にARCの相性問題がある?
価格.comのクチコミ情報によると、東芝 REGZAとSonos製品の間に相性問題があるそうです。
HDMI CECの問題で、音声が途切れることがあるのだとか。
光ケーブルアダプターを使えば解決するらしいですが、それではDolby Atmosの再生はできないため、私としては解決になりません。
しかしながら、最近のアップデートで音が途切れなくなったという情報もあります。
私が買った50Z670Kは新しいモデルですし、きっと大丈夫、という見切り発車で試してみました。
結論は…全く問題なし!
結論としては、50Z670KとSonos Arcの相性問題は全くありませんでした。
音が途切れることは一度も無く、気持ちよく音を再生してくれています。
HDMIケーブルはSonos Arcに付属していたものをそのまま使っています。
一度だけ、Sonos Arcで音楽再生しているときにテレビをつけたところ、音楽再生が止まらずにテレビの音声に切り替わらないということがありましたが、手動で切り替えた後は全く問題なく音が出ました。
というわけで、少なくとも東芝 REGZA 50Z670KとSonos Arcの相性問題は無いようです。
Android TVになって何かが変わった?
東芝 REGZAのZ670Kシリーズは、東芝としては初期のAndroid TVモデルであり、さまざまなところが昔と変わっていると思われます。
その一環で、これまで問題だったHDMI CECの仕様が変わったのでしょうか?
MPEG-2 AAC/MPEG-4 AAC非対応も問題なし
Sonos Arcには日本の地デジ放送で使われているMPEG-2 AAC/MPEG-4 AACに対応していないという割と重大な問題があるのですが、この点も問題ありませんでした。
音声出力をオートにすれば、勝手にテレビ側が変換してくれます。
2ch放送も5.1ch放送も問題なく、5.1chの場合はサラウンドで再生してくれました。
50Z670K自体も良いテレビ
ちなみに、Sonos Arcとの相性ばかり書いてきましたが、50Z670K自体も良いテレビです。
かなり斜めから見ても画質が良いですし、以前のBravia KJ-48W730Cに比べて黒色がしっかりとしたせいか、映像が立体的に見えます。
倍速駆動のパネルも確かになめらかです。
あまり映像や音に興味が無い妻も、これは違いがわかるといっていました。
マジックチャプター機能でCMが自動的に飛ばせる点や、繰り返し録画も便利で、勝手に番組を録画してくれる機能も今まで知らなかった番組が見れて面白いです。
果たしてDolby Atmosは再生できるか
というわけで、50Z670KとSonos Arcには相性問題が無く、気持ちよく使えることがわかりました。
次回はいよいよDolby Atmosが再生できるかどうか試したいと思います。
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