肩こりの改善にはキーボードの打ち方改善が効果的です。鍵盤(キーボード)を大量に打つピアニストに学びましょう。記事はこちら。

WI-1000XM2が発売へ WI-1000Xとの違いは?

オーディオ

ソニーの新しい首掛け型ノイズキャンセリングイヤホン、WI-1000XM2が発売されます。私は前世代の製品のWI-1000Xを持っていますが、違いはどこにあるのでしょうか?どちらを選ぶべきでしょうか?

まずは違いをまとめ

WI-1000Xについては以前レビューしているのでこちらを参照ください:

まずは違いを表でまとめてみました。

WI-1000XM2WI-1000X
高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1 ×
折り畳み×
イヤホンに磁石内蔵×
アングルドイヤーピース×
リモコンの位置ケーブル本体
質量58g71g
再生時間(NC ON/OFF)10時間/15時間10時間/13時間
BluetoothコーデックSBC, AAC, LDAC SBC, AAC, LDAC, apt-X, apt-X HD

一方、

  • 2つのマイクで収音するデュアルノイズセンサーテクノロジー
  • ダイナミックドライバーユニットとBAユニットを組み合わせたHDハイブリッドドライバーシステム
  • については共通のようです。

以下ではこれらの違いの中で気になるところをピックアップします。

ノイズキャンセリング性能が向上

高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1の搭載によりノイズキャンセリング性能が向上したそうです。

といっても、WI-1000Xに対して圧倒的にノイズキャンセリング性能が向上したわけではなく、主に自動車や飛行機でのノイズに効果が大きいようです:

Sony のHPより

折り畳みが可能で小さなキャンリングケースに入る

個人的にはこれが一番うらやましい点です。

WI-1000XもWI-1000XM2もネックバンド方式であることに違いはないのですが、WI-1000XM2はバンド部分が柔らかい素材になったそうです。

SonyのHPより

また、イヤホン部分に磁石が内蔵されており、くっつけることができます:

SonyのHPより

これらの特徴により、小さくキャリングケースに収納することができます:

SonyのHPより

私もWI-1000Xを持ち運ぶことがありますが、首にかける形から大きく曲げられないため、無駄に場所を取ります。不用意にカバンに入れると他の荷物につぶされて壊れそうなので、使っていなくても基本的に首にかけておいていました。

WI-1000XM2ならこんなに小さなキャリングケースに収納できるので困らなさそうです。うらやましい。。。

リモコンがイヤホンケーブル部分にある

WI-1000Xにもリモコンはあったのですが、本体の端っこにありました:

SonyのHPより

この部分、目では見にくいので手探りになるのですが、意外と探りづらい位置にあります。また、硬い本体についているのでいまいち押しづらい感じでした。

WI-1000XM2では昔のウォークマンのようにイヤホンケーブル部分にリモコンがついています:

SonyのHPより

これなら手探りで探しやすいですし、目で見ることも不可能ではないかと。ボタンもリモコン専用の場所にあるので押しやすそうです。

18%軽い

WI-1000Xもそれほど重いとは思いませんでしたが、体につけて使う機器は軽いほうが正義です。

WI-1000XM2は58gと、WI-1000Xの71gに対して約18%軽くなっています。

Bluetooth対応コーデックが減りapt-X非対応に

なぜかWI-1000XM2ではBluetoothの対応コーデックが減りました。

apt-Xとapt-X HDに非対応になり、SBC, AAC, LDACのみの対応となっています。

apt-X系に対応するとクアルコムにライセンス料を払う必要があるからでしょうか?

iPhoneはAACに対応していますし、新しいAndroidはLDAC対応のものも多いので良いですが、ちょっと前のAndroidとかメーカーがLDACを殺しているようなスマホの場合はapt-X系がないのはちょっと残念です。。。

コンパクトに収納できるのが魅力的ならWI-1000XM2、価格ならWI-1000Xか

WI-1000XM2の定価は35,000円となっています。WI-1000Xも初登場時はこれくらいの値段でしたのでそれなりの値段かと。

ただ、今ではWI-1000Xの値段も下がっているのでどちらがいいかは悩ましいところです。

WI-1000XM2はコンパクトにたためるところがメリットのように思います。

Sonyに限らず各社とも首掛け型のイヤホンはどこも持ち運びがネックでした。これを折りたためるようにしたことで通常のイヤホンに対するデメリットが減ったかと。

一方、ノイズキャンセリング性能は向上しているものの、相変わらず完ぺきではないので、価格が下がっているWI-1000Xを狙うのも手です。

音質を担うドライバー部分は共通ですし、価格も品質もこなれているかと思います。

私はとりあえずWI-1000Xを使い続けようかと思っています。最近は左右分離型が流行ではありますが、電池の持ち時間とか考えるとやはりネックバンド型の方が有利なので。。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました