世界初の4Kディスプレイ搭載スマートフォンであるXperia Z5 Premiumは808PPIというとんでもないピクセル密度を持つ高画質表示が可能です。
しかし、うわさによると、Xperia X5 Premiumはメディア表示でしか4K描画を行わないそうです。せっかくの4Kディスプレイが宝の持ち腐れとならないでしょうか?
メディア表示(動画や写真)でしか4K描画を行わない
この情報はAndroid Centralが伝えています。
情報によると、Xperia Z5 Premiumの3840×2160の解像度での描画は写真や動画といったメディア表示でしか行われないとのことです。
では、ホーム画面やメール等はどうなるかというと、普通のFull HD(1920×1080)での描画となるそうです。
せっかく4Kディスプレイを備えているのになんか損した気分です。
性能や電池消費量が問題らしい
このような残念な仕様になったのは、4Kもの画面を描画するのに必要な性能や電池消費量が問題となるからだそうです。
確かに、1920×1080に比べて、3840×2160は4倍もの面積を描画する必要がありますので、性能や消費電力に与えるインパクトは大きいのでしょうね。
Xperia Z5 Premiumはバッテリーが二日持つということを売りにしていますので、これを達成するには必要な措置だったのでしょう。
もはや人間の目には識別不可能?
ホーム画面等を4Kで描画しないということを決めたということは、人間の目ではFull HDでも4Kでももはや識別不可能であるということを示しているのかもしれません。
4Kにして圧倒的なユーザー体験があるのであればそれを売りにするでしょうからね。
それを考えると、4Kディスプレイは今後も一部のハイエンドユーザー向けの仕様にとどまるかもしれません。
Xperia Z5 Premiumは写真や動画を楽しむためのスマートフォン?
とはいえ、Xperia Z5 Premiumに搭載されているカメラは2300万画素の高解像度カメラです。
また、4K解像度での動画撮影も可能です。
これらの自分で撮影したコンテンツを楽しむのには4Kディスプレイは有用であるかもしれません。
さすがにストリーミングでの4K再生は無線LAN環境でもないと厳しいでしょうが。。。
そう考えると、1/2.3インチではなくもっと大きな撮像素子を使うとか、もっと画質にこだわったカメラを搭載してもよかったのではないかという気もしなくもないです。
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