Androidは依然としてセキュリティ的には危険 Googleが改善を計画

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セキュリティ

Androidスマホの欠点として、セキュリティ的にはiPhoneに比べると危険である点がよく挙げられます。

それについてはGoogleも認識しているようで、2016年の現状の発表と、改善の計画が発表されました。

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Androidスマホの半数にはセキュリティパッチが配信されていない

まず、Googleによると、2016年時点ではAndroidスマホの半数にしかセキュリティパッチが配信されていない点が問題として挙げられています。

約200のメーカーの約7億3,500万台のAndroidスマホがセキュリティパッチをユーザーに配信したそうなのですが、これはAndroidスマホの半数なのだとか。

過去には致命的なセキュリティホールがいくつも報告されていますので、セキュリティパッチをあてることは安全にスマホを使ううえでは必須といえます。

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アップルに対して劣るセキュリティパッチ普及率

アップルのiPhoneはユーザーが最新のOSを使っている割合が非常に高いことが知られています。

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最新のOSを使えば既知のセキュリティホールがふさがれた状態になりますのでより安全になります。

対して、Androidはそもそも最新のOSの普及率が低い上に、メーカーが古い端末に対してセキュリティパッチを配信しない傾向にあります。

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Googleからは毎月Android OSに対するセキュリティパッチが各メーカーにリリースされています。

しかしながら、各メーカーはAndroid OSを独自にカスタマイズして使っていますので、そのセキュリティパッチをそのまま適用できなかったり、適用できても他の部分に影響が出たりする可能性があります。そのコストを考えるとあまり積極的にはなれないのでしょうね。

ちなみに、日本で発売されているスマホの中で2016年第4四半期にセキュリティアップデートが頻繁にされたと評価されているのは以下のスマホです:

  • Google Nexusシリーズ
  • Motorola Moto Z
  • Samsung Galaxy S7
  • Asus ZenFone 3
  • Sony Xperia X Compact

安全性に問題のあるアプリがインストールされたスマホは大幅に減少

OSそのものではなく、アプリに安全性の問題があることもあります

こちらについても、アップルは比較的にアプリの審査を厳重にしているのに対し、Googleはそれほど厳しい審査を行わずにGoogle Playに登録するといわれています。

これに対してGoogleはVerify Appsと呼ばれるアプリのチェックサービスを開始しており、2015年に4億5,000万アプリがチェックされたのに対し、2016年にはその数が7億5,000万アプリに増えました。

その結果、セキュリティ的に問題のあるアプリをインストールしているAndroidスマホの割合は2015年の0.15%から2016年の0.05%に大幅に改善したそうです。

性能や機能よりも安全性を売りにしたスマホがほしい

スマホの性能は日々上がり続けており、今やローエンドのスマホであってもたいていの人は満足できるようなものとなっています。

一方で、デバイスが安ければ安いほどセキュリティパッチが配信されなかったりと安全性の面では問題がある傾向といえます。

メーカーも様々なスマホを矢継ぎ早に発売してセキュリティパッチまで手が回らないのも事実でしょう。

そろそろ「安全性」に主眼を置いたスマホが出てもいいのではないかとも思います。

BlackBerryはビジネス用途に主眼を置いていますのですでにセキュリティアップデートについては独自の戦略をしいています:

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人工知能を使って様々なデバイスを制御するという未来図もあるわけですからスマートフォンの安全性はますます重要になっていくと考えられます。

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ユーザー側としても安全性を1つの比較基準としていきたいものです。

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