肩こりの改善にはキーボードの打ち方改善が効果的です。鍵盤(キーボード)を大量に打つピアニストに学びましょう。記事はこちら。

疲れにくいキーボードの打ち方をプロのピアニストに学ぶ 肩こりや首こりしづらい打ち方をしよう

パソコンのキーボードを打つPC

スマホやタブレットが普及したとはいえ、仕事などで長文を打つ時にはキーボードを使うことも多いかと思います。長時間キーボードを打ち続けているとだんだんと疲れてきて肩こりや首のコリが出てきます。同じようにキーボード(鍵盤)を打つプロのピアニストはなぜ長時間高速でキーボードを打ち続けても疲れないのでしょうか。この記事では疲れにくいキーボードではなく、すべてのキーボードに共通となる疲れにくいキーの打ち方について書いていきます。

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省エネでキーボードを弾けるように工夫

この疑問は研究者たちの研究の対象となっており、こちらの本に答えが書かれています:

この本によると、プロのピアニストはアマチュアに比べて省エネでキーボードを弾けるように自然と工夫しているのだそうです。

曲によっては1分間に1800回も鍵盤をたたくピアニストはパソコンを使う人よりも指を酷使しているといえます。それなのにコンサートで2,3時間ピアノを弾き続けることができます。

ピアノを弾くのとパソコンなどのキーボードを打つ行為は動作的には似ていますので、この技を学べばパソコンを使うときの疲労も軽減できそうです。

プロのピアニストのキーボードの打ち方

それでは、具体的にどのようにプロのピアニストはアマチュアと違うのでしょうか。まとめると以下のようになります:

  1. 使っていない指をできるだけキーに近い高さで待機させる
  2. キーを打った後できるだけ早く力を抜く
  3. 筋肉ではなく重力を利用してキーを打つ
  4. キーをできるだけ真上から打つ
  5. SHIFTやCTRLといった特殊キーを押さえっぱなしにするときは最低限の力で

以下は詳細になります。

使っていない指に負荷をかけない

ピアノの鍵盤(キーボード)を打つ

まず、プロのピアニストは「使っていない指の使い方」が違うそうです。

ピアノを弾くときは常に10本の指が鍵盤を弾いているわけではなく、瞬間瞬間では使っていない指も多数存在します。

それらの使っていない指の鍵盤からの高さがプロの方がアマチュアに比べて低いのだそうです。指を高く上げようとすると指を動かす筋肉を収縮する必要がありますので使っていない指を休ませることができません。

パソコンのキーボードはさらに一度に使っている指の数は少なく、普通は1つ、多くてもCTRLやSHIFT等と組み合わせて2,3かと思います。それら使っていない多くの指を無駄に上に上げてしまうと疲れの原因になります

したがって、使っていない指をできるだけキーボードに近い高さに待機させるようにしましょう

高いところからキーボードを打ちおろすと何となくかっこいい気がしますが、使っていない指を休ませられないですし、音も大きくなって迷惑になります。

使い終わった後の指の力をすぐに抜く

次に、プロのピアニストは鍵盤を押して底についた後、力を抜くまでの時間が短いのだそうです。

ピアノの鍵盤は音を出して底につくと音を伸ばす以外にそれを維持しておく意味はありません。音を伸ばすことはペダルでもできますので、不要なら一刻も早く力を抜いた方が省エネになります。

パソコンのキーボードも入力が感知されたらそれ以上力を入れておく意味はありません。キーボードの底についたことを感じたらできるだけ早く力を抜くようにしましょう

重力を利用し、筋肉を使わない

アマチュアのピアニストは鍵盤をたたくときに指や腕を動かす筋肉を収縮させます。これに対してプロのピアニストは重力を利用した自由落下を利用して鍵盤をたたくのだそうです。

つまり、アマチュアのピアニストが指を加速させるために筋肉を使っているのに対し、プロのピアニストは自由落下による加速を制御させるために筋肉を使っているのだそうです。

パソコンのキーボードも上からたたくという意味では重力を利用することができそうです。力を入れるのではなく抜くつもりでキーボードをたたくことで省エネになりそうです。

てこの原理を利用する

てこの原理は良く知られた原理です。シーソーを考えるとよくわかりますが、長いものの先の方に力を入れた方がより大きな力が働きます。

てこの原理を利用したシーソー

指について考えると、指を伸ばしたまま鍵盤を打つとその反発力は長い指の先にかかり、関節及び筋肉に大きな力が働きます。このため、プロのピアニストは鍵盤を弾く際に垂直に近い角度で弾くことでてこの原理が働きづらくしているのだそうです。

キーボードでも原理は同じで、キーボードを打つ際に指を立てて打つことでてこの原理が働きづらくなり、関節や筋肉への負荷が減ります。指を伸ばし気味にして打ってしまうと疲れが早く来るようになります。

押しっぱなしにするときに無駄な力を入れない

ピアノでも音を伸ばしっぱなしにしたいとき(ロングトーン)に鍵盤を押したままにすることがあります。

この時に加えている力を比べると、アマチュアはプロに比べて3倍もの力で鍵盤を押し続けているのだそうです。

鍵盤は一度音を出してしまえば、浮いてこないように押さえているだけで音が伸びます。にもかかわらずアマチュアは無駄に強い力を使っているわけです。

パソコンのキーボードでもSHIFTやCTRLなど、押し続けながら他のキーと組み合わせて使う特殊キーが存在します。こういった特殊なキーを押さえっぱなしにするときに最低限の力にすることで無駄なエネルギーを削減することができます

疲れにくいキーボードの打ち方をすることで肩こりなどの改善にも

キーボードを打つ動作は間違いなく体に負荷をかけており、肩こりや首こりの原因になっていると考えられます。

キーボードを良いものに変えて疲れを軽減するのも良いですが、そもそもの打ち方を変えることで根本的に改善することが可能です。

ぜひ紹介した中の1つでも実践してみて効果を実感してみてください。

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