FREETELが新機種としてキーボード付きの端末を4種発表しました。
ほかのメーカーが手を出さない分野なので売れるかどうか注目です。
2画面搭載の折り畳み型ガラホ “MUSASHI”
1つはMUSASHIと呼ばれる端末です。
この端末、いわゆるガラホで、折り畳み型ケータイの形をしていながら中身はAndroidスマホという製品です。
発売日や価格は今後発表だそうです。
2つのディスプレイを搭載
面白いのが、ディスプレイがテンキーと反対側に向かい合わせに2つ搭載されているという点です。
端末を閉じているときは表のディスプレイを使い、開いているときは裏のディスプレイを使うという仕組みのようです。
昔のガラケーにディスプレイ側を回転でき、折りたたんだ状態でも画面が見えるというものがありましたが、MUSASHIはある意味力技で両面ディスプレイを搭載してきました。
これらの2つの画面は排他的に使うことになっており、端末を開いたり閉じたりすると直前に使っていた画面がそのまま反対側の画面に表示されるそうです。普段は閉じた状態で使い、長文を打つ必要があるときに開いてテンキーを使うという用途でしょうか?
スペックはいたってローエンド
スペックはいたってローエンドです:
- CPU: 4コア@1.0GHz
- RAM/ROM: 1GB/8GB
- ディスプレイ: 4インチ 800×480ピクセル(裏表とも)
- OS: Android 5.1
- バッテリー: 2,000mAh
- サイズ: 123.1 x 62.8 x 17.5 mm
- 重さ: 不明
厚みが17.5㎜もあるところが残念です。重さは発表されていませんが、2つの画面を搭載する以上ある程度は重いのでしょうね。
ガラケーの良さである電池の持ちの良さもバッテリー容量が小さいので期待できないかもしれません。
個人的にはあまり魅力を感じない
正直言って、個人的にはあまり魅力を感じません。
そもそもスマホにキーボードを求めていないというのもありますが、わざわざ排他的にしか使えないディスプレイを2つ搭載しなくても、というのが大きいです。
厚みにも響くでしょうし、価格にも響いてきます。2つの画面をいかせるような仕組みがあればよかったのでしょうが。。。
3種類のSIMロックフリーのフィーチャーフォン Simple 2
発表会の中でサプライズ的に発表されたのがSimple 2です。
先代のSimpleは非常にシンプルなストレート型のフィーチャーフォンで発売後3日で販売終了しました。これに味を占めたのか、昨年の10月にSimple 2の開発を発表しています。
詳細は不明も、折り畳み型が1機種とストレート型2機種の模様
発表会の中では端末の外観(モックアップ)をちらっと見せた程度で、スペック等は不明です。
外観としては、1機種は折り畳みケータイ型であり、2機種はストレート型のようです。
そして、ストレート型の大きいほうは、「HOT SPOT」と書かれたボタンが存在しているそうです。名前からすると、なんとなくテザリングができるような感じですね。ボディサイズが大きめですから、大容量バッテリーを搭載してスマホやタブレットに給電できるような機能もあるかもしれません。
小さいほうのストレート型端末は本当にシンプルな電話機のように見えます。
「HOT SPOT」ボタン搭載の端末が気になる
個人的にはHOT SPOTボタン搭載の端末が気になります。
テザリングが可能なフィーチャーフォンというのはありそうでないです。小型のスマホをテザリング代わりにすることは可能ですが、どうしてもバッテリーの持ち時間が気になります。
バッテリーの持ちがいいフィーチャーフォンタイプの端末でテザリングができればバッテリーの持ち時間をそれほど気にしなくてもいいかもしれません。
できれば、最近はやりのスマートウォッチのように、簡単な通知やメールの確認はこの端末から行えるとかだったらさらにうれしいなぁと思います。
2月末にはSAMURAIシリーズの新機種も発表、全方位展開で攻める
2月末にはSAMURAIシリーズの新機種も発表するそうで、フリーテルは2016年もどんどん新機種を出していくようです。
しかも、単なるスマホにとどまらず、ガラホやフィーチャーフォンを出しているところが面白いですね。
みんな同じような形のスマホでは面白くないので、あっと驚かせるような新製品を出してほしいものです。
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