なかなか興味深いスマホです。
モトローラがスマホに磁石をくっつけることで機能拡張できるスマホを発売します。
スマホは機能が足りないと感じていた人には朗報です。
Moto Modsで機能拡張できるスマホ Moto Z
このスマホはMoto Zと呼ばれています。
Moto Modsと呼ばれる拡張パーツを磁石で本体にくっつけることで機能拡張ができるという新しいスマホです。
この中にはなんと10倍光学ズームレンズを備えた ハッセルブラッド TRUEZOOM も含まれています。
ほかに、スピーカーとバッテリーがセットになっているものや、プロジェクター機能が追加できるものなど、様々な拡張パーツが用意されるようです。
ちなみに、価格はカメラが28,800円、プロジェクターが33,800だとか。
また、拡張機能の仕様は公開されており、サードパーティーも独自のMoto Modsを開発できるとか。
ハイエンドの Moto Z と リーズナブルな Moto Z Play
このMoto Zシリーズには、ハイエンドのMoto Zともう少し安いMoto Z Playの2機種がラインナップされています。
主な仕様は以下の通りです。
Moto Z | Moto Z Play | |
CPU |
Snapdragon 820 (2コア@1.8GHz+2コア@1.36GHz) |
Snapdragon 625 (8コア@2GHz) |
RAM/ROM | 4GB/64GB | 3GB/32GB |
ディスプレイ | 5.5インチ@2,560×1,440ピクセル、AMOLED | 5.5インチ@1,920×1,080ピクセル(FullHD), AMOLED |
サイズ | 75.3 x 155 x 5.2mm | 76.4 x 156.4 x 6.99mm |
重さ | 134g | 165g |
OS |
Android 6.0 (Android 7.0 Nougatへのアップデートも保証) |
Android 6.0 (Android 7.0 Nougatへのアップデートも保証) |
バッテリー | 2,600mAh | 3,510mAh |
その他 | 指紋センサー | 指紋センサー |
Moto Z はSnapdragon 820を搭載するハイエンドのスマホです。Moto Zの価格は85,800円前後を見込んでいるとのこと。
一方、Moto Z Playはスペックを必要十分なものに抑えながら、バッテリー容量を大きくして日常使いを重視したモデルと思われます。Moto Z Playの価格は53,800円前後を見込んでいるそうです。
どちらも、最近はやり始めたデュアルSIM、デュアル待ち受け可能だそうです。ただし、残念ながら1つのSIMスロットはmicroSDカードと排他利用だとか。
また、Android 7.0 Nougatへのアップデートも保証するそうなので、長く使える端末になりそうです。
10月中旬から発売開始、サードパーティーとの相乗効果をうめるか?
この手の「あとから拡張できる」系の製品は、いかにサードパーティーが多く製品を出してくれるかにかかっていると思います。
そのためには、まずはMoto Z自体がたくさん売れ、サードパーティーに製品を出したいと思わせる必要があります。
SIMフリーのスマホというマニアックな分野の中でも、ある意味さらにマニアックな端末です。このような製品がどんどん普及してくれるとまた新しい流れがスマホにも来るのでしょうが。。。
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