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ユーザーの耳の特性をアプリで測定して最適化できるイヤホン Anker Soundcore Liberty 2 Proが登場

Anker Soundcore Liberty 2 Pro オーディオ

人間は一人一人耳で聞こえる音の特性が違うといわれています。年をとると可聴域が減るのは有名ですが、そうでなくても少しずつ特性は違うものです。Ankerから新しく登場したイヤホンはその違いをアプリで測定し、イヤホンにフィードバックしてくれます。

音源もイヤホンも、違う耳の特性の人が作ったもの

世の中に出回っている音楽の音源も、別々の人が調整したものです。

これは当たり前のことではあるのですが、よく考えるとある意味お仕着せのものを与えられているといえます。

我々は一人一人違う耳を持っており、周波数によって聞こえやすさは違っています。にもかかわらず、他の人が良いと思った音を与えられているわけです。

これが人との「相性」を作り出している原因の一つではないかと思いますが、そのために良い音で聴けないのは残念です。

HearIDでユーザー一人一人に対して音を最適化

Ankerから新しく発売されたイヤホン、「Soundcore Liberty 2 Pro」はHearIDといわれる技術を搭載しています。

このイヤホンではSoundcoreアプリ上でユーザーの周波数帯域ごとの聞き取りやすさを測定します。そして、その結果をイコライザー設定としてイヤホンにフィードバックします。

これにより、人によって違う聞こえやすさを均一化することができます。

AVアンプなどでは部屋の特性に合わせた自動最適化機能がありましたが、人の聞こえやすさに合わせた最適化というのは珍しいかと思います。

「同軸」構造(同軸音響構造(A.C.A.A) )を取り入れている

このSoundcore Liberty 2 Proにはドライバユニットに「同軸」構造を取り入れています。

同軸構造とは、スピーカーにおいてツイーターとミドルレンジなどの異なる周波数再生を担うユニットの中心軸を同じにして配置する構造のことです。

普通は上にツイーター、下にミドルレンジというように離して配置するのですが、これだと本来1点からでるべき音が2点に分散されてしまいます。これに対して同軸構造ではミドルレンジの前にツイーターを置き、あたかも1点から音が出るかのように(点音源)なります

このイヤホンではこの構造を取り入れ、高音を担うBAユニットと低音を担うダイナミックユニットを同じ軸上に配置しています:

AnkerのHPより

音は折り紙付きで、グラミー賞を受賞しているプロデューサーなど10名から推薦されているそうです。

イヤホンとしての基本スペックも充実

もちろん、イヤホンとしての基本スペックも充実しています。

形状は流行りの完全ワイヤレスで、一回の充電で8時間の再生が可能です。ケースを使って3回充電ができ、合計32時間の再生が可能となっています。

さらに、ケースの充電はQiに対応しておりワイヤレスでの充電が可能です。

BluetoothコーデックはAAC/SBC/aptXに対応しており、十分です。

IPX4相当の防水機能も備えており安心です。

価格は14,800円、意外とお安い

これだけの機能があって価格は14,800円と意外とお安い値段になっています。

一人一人に最適化というと耳の形に合わせて作る高いイヤホンを想像しがちですが、ソフトウェアの力を使えばこれだけ安く作れるんですね。

このイヤホンを使えばそれぞれのアーティストが表現したいと思っていた本当の音が聴けるかもしれません。

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