自分にとって初の4K&倍速液晶テレビである東芝 REGZA 50Z670Kを購入しました。元々、Sonos ArcでDolby Atmosを使うために買ったのですが、思っていたよりもテレビとして優れていたのでレビューしたいと思います。
東芝 REGZA 50Z670Kの良いところ
まずは50Z670Kを使って良かったと感じたことを書きたいと思います。
なお、今まで使っていたのはソニーのBravia KJ-48W730Cです。
明るくてコントラストの大きな液晶
50Z670Kに搭載されているのは、明るくコントラストの大きな液晶なのですが、すごくメリハリの効いた画像が楽しめます。
黒いところはしっかりと沈みこみ、明るいところが白飛びすることなく表示され、あまり興味の無い妻もテレビがきれいになったというほどです。
さすが、5年間の進歩には素晴らしいものがあるということでしょう。
4K解像度が美しい
4K放送は文句なしに美しいです。

よく岩合光昭の世界ネコ歩きを見るのですが、4K版を見ると猫の毛がくっきりと見え、本当にリアルに感じます。
普通の地デジ放送も、アップコンバートがしっかりしているのか、まったくかくかくすることはなく、こちらも美しいです。
4Kは本当に必要か?と思っていましたが、確かにこれは一度使うと癖になります。
Wマジックチャプターが便利
50Z670Kには「Wマジックチャプター」と呼ばれる、録画したテレビ番組を自動で区切ってくれる機能があります。

この機能、単にCMを飛ばせるだけでなく、番組内の場面場面もチャプターにしてくれるところがすごいです。
たとえば先日のM-1グランプリでは、コンビが漫才をしているところと採点しているところに別のチャプターが割り当てられ、それぞれにしっかりとチャプターの見出しがついていました。
これを使ってM-1グランプリの漫才の部分だけ見たところ、全部で3時間半ある番組を1時間以内で見終わることができました。
すべての番組にこのような細かいチャプターがついているわけではなく、CMと本編だけのものや、そもそもチャプターがないものもありました。
人気のある番組を優先し、手作業でチャプター情報を作っているのでしょうか?
おまかせ録画が便利
50Z670Kには「おまかせ録画」という、よく見る番組に近い番組をAIで見つけ、勝手に録画してくれる機能があります。

あ、録画するの忘れた、と思ったら勝手に録画されていることがあり、便利です。
ただ、余計な番組も大量に録画されるので、学習が進んで余分な番組が減ることを祈っています。
また、猫、音楽、映画などといったジャンル別のおまかせ録画も設定できるのですが、猫の番組が「ニャニャン動画」みたいな名前なのはいかがなものかと…。
Android TVは意外と安定している
東芝REGZAにとって初となるAndroid TV搭載テレビということで不具合などが気になるところですが、意外と安定しています。
テレビが固まってしまったことは一度しかありません。
ただ、Android TVが便利かというと、アプリをあまり活用しない私にとってはあまり恩恵がありません。
BraviaのころもYouTubeやPrime Videoは見られていたので、Android TV搭載テレビならではの利点が見つからない状態です。
唯一時々発生する困ったことが、eARCで接続しているSonos Arcからたまに音が出なくなるという不具合です。テレビ側を再起動すれば直るのですが、できれば本体のアップデートで修正してほしいものです。
東芝 REGZA 50Z670Kの悪いところ
一方、不満点も色々あります。
Googleアシスタントがポンコツ
Android TV搭載テレビということで、50Z670Kは音声でテレビなどを操作できるGoogleアシスタントが使えます。

が、Googleアシスタントがポンコツで使えません。
一番ひどいと思ったのが、テレビを見ている最中にGoogleアシスタントを呼び出すと、テレビから出ている音声を自分で聞き取って音声認識しようとするという点です。
Amazon EchoやSonos ArcでAlexaを使う場合、Alexaを呼び出したらスピーカーの音声を小さくしてユーザーの声を優先するのですが、50Z670Kはそういったことをしません。
自分で音を出しているのだから、ノイズキャンセリングもできるだろ、と思うのですが…。
また、待機中もGoogleアシスタントが音声を聞き取り続けているのですが、呼んでもいないときに勝手に起動してテレビがつきます。
さらに、面倒になってGoogleアシスタントを切ると、オンにするための設定画面が定期的かつ強制的に出ます。
この画面、テレビを見ている最中も勝手に表示されるのでうっとうしいです。完全に切る方法はないのでしょうか。
録画の早送りが思ったところで止めづらい
録画を見ているときに早送りや巻き戻しをすることがありますが、どうも狙ったところで止めるのが難しいです。
だいたい行き過ぎてしまいます。
Braviaの時は割と止めようと思ったところで止まったのですが、REGZAの場合は遅延があるのでしょうか?
あと、早送りや巻き戻しを「決定」ボタンで止められないのは違和感を覚えました。再生ボタンを押さなくてはならないのですが、決定でも止まってほしいです。
スピーカーは「高音質」というほどではない
50Z670Kには9個のスピーカーが搭載され、高音質であることをうたっています。

が、正直それほど高音質ではありません。
もちろん以前使っていたBraviaなどの普通のテレビに比べたら高音質なのでしょうが、外付けのサウンドバーがいらないようなレベルではなく、あくまでちょっと良い程度です。
Dolby Atmosにも対応とありますが、こちらもあまり効果は感じません。まあ、Dolby Atmosをデコードできれば対応といえるので…。
これなら普通のスピーカー搭載の50Z570Kでも良かったかな、と思います。
私が買った頃は50Z570Kが出始めで、50Z670Kの方が安かったので良いのですが…。
スマホからの録画番組管理/操作ができない
BraviaにはスマホにVideo & TV SideViewというアプリがあり、録画予約や録画済み番組の確認、テレビの操作がスマホからできました。
REGZA 50Z670Kにはそのようなアプリがなく、テレビのリモコンを使って操作をする必要があります。
番組検索など文字を入力するときはスマホの方がやりやすいですし、わざわざテレビをつけなくても録画に関する操作ができれば良いなと思います。
せっかくAndroid TVを搭載しているのだから、できそうなものですが難しいのですかね。
ちなみに文字入力に関してはUSBキーボードがつなげられるらしいですが、そこまでするのも、という感じです。
Amazon Prime Videoで倍速表示を使うと表示が乱れる
倍速液晶はテレビ番組を見る分には、表示がなめらかになり、非常に快適です。
が、なぜかAmazon Prime Videoで倍速表示をオンにすると、表示が乱れます。
特にアニメで顕著で、動きがある部分の表示がおかしくなります。
倍速機能をオフにすれば問題ないのですが、せっかくなのでAmazon Prime Videoでも倍速を使いたいです。
修正で直ってくれると良いのですが。
視野角はあまり広くない
視野角はあまり広くないです。
ちょっと斜めから見ると白っぽくなります。
私の場合は正面からしか見ないので特に問題はありませんが、斜めからも見る人は気になるかもしれません。
不満もあるけど基本的には満足
色々と不満を述べてきましたが、東芝 REGZA 50Z670Kを買って基本的には満足です。
明らかにテレビの画質は良くなりましたし、録画番組を見る環境もかなり良くなりました。
不満点の中にはアップデートで修正できるものも多いと思うので、なんとかしてくれるとありがたいです。
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