Strategy Analyticsの調査によると、2015年前半のスマートフォンの販売台数は、サムソンがシェアを落とし、アップルがシェアを上げたようです。
サムソンの独走が止まりつつあるのでしょうか?
サムソンが約600万台販売を落とし、アップルが約1200万台販売台数を伸ばす
この調査によると、2014年前半に比べ、2015年前半のサムソンのスマートフォン販売台数が9530万台から8900万台に落ちています。
この結果、シェアが22.3%から20.5%に落ちています。
一方、アップルは3520万台から4750万台に伸ばし、シェアが8.2%から10.9%に伸びました。
アップルは利益面では独り勝ちであり、さらに存在を感を強めています。
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マイクロソフト(旧ノキア)が大幅に販売台数を落とす
また、このレポートによるとマイクロソフト(旧ノキア)が大幅に販売台数を落としています。
2014年前半の5030万台に対して2015年前半は2780万台と、販売台数が半分近くに落ち込んでいます。
マイクロソフトはスマートフォン開発チームの大幅な人員削減を発表していますが、この販売台数の落ち込みが影響したのは間違いありません。
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中国メーカーが背後に迫る
中国メーカーであるHuaweiとXiamomiが大幅に販売台数を伸ばし、それぞれ3060万台、1980万台となっています。
この結果、Huaweriがマイクロソフトを抜き、世界第3位のスマートフォンメーカーになりました。
また、販売台数がアップルに迫りつつあり、存在感がかなり強くなっています。
首位のサムソンがシェアを落とし、競争がかなり激しくなってきました。日本メーカーがないのはさみしいですが、競争の結果として高品質で安いスマートフォンがどんどん出てくるとユーザーとしてはうれしい限りです。
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