2015年のスマートフォン出荷台数のレポートがIDCからリリースされました。
それによると、メーカー別シェアではサムソンが昨年に続いて首位を保っているそうです。
ただ、シェアは落ち続けており、トップシェアを保ち続けるのは難しいかもしれません。
14億3,000万台のスマートフォンが2015年に出荷される
IDCによると、2015年に出荷されたスマートフォンの台数は14億3,000万台であり、これは過去最高を記録したそうです。
2014年に比べて10.1%の増加だとか。
新興国ではまだスマートフォンが普及しきっていないところもあり、まだこの傾向は続きそうですね。
サムソンが22.7%で首位、以下アップル、Huaweiと続く
一方、メーカー別の出荷台数シェアでは2014年に続いてサムソンがトップとなっています。
メーカー | 2015年のシェア | 2014年のシェア |
サムソン | 22.7% | 24.4% |
アップル | 16.2% | 14.8% |
Huawei | 7.4% | 5.7% |
Lenovo | 5.2% | 4.6% |
Xiaomi | 4.9% | 4.4% |
その他 | 43.6% | 46.1% |
これを見るとサムソンの苦境が見て取れます。サムソンが大きくシェアを減らした分がアップルとお中国メーカーに移っています。
アップルは好調を維持しており、大きくシェアを伸ばしています。
Huawei、Lenovo、Xiaomiといった中国メーカーがシェアを伸ばしているのも印象的です。
また、「その他」が減っていることから、スマートフォンメーカーの淘汰が進んでいるとみてもいいかもしれません。
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追記:2015年のスマートフォン向けプロセッサー(CPU)のシェアも発表されました。
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