Facebookのザッカーバーグがレーザー光線を使った高速インターネット網の計画を発表しました。
非常に高速なインターネットが世界のどこでも使えるようになるとのことですが、果たして。
人工衛星とドローンとレーザー光線の組み合わせ
この計画では、人工衛星とドローンとレーザー光線を組み合わせることによるインターネットシステムの構築を目指しています。
従来のメタル線や光ファイバーによるインターネット網はインフラの整備が不可欠でした。しかし、すべての人々が住むところにこのようなインフラを整備するのは非常に難しいと言えます。
たとえば砂漠の真ん中とか、極寒の地とか、物理的なインフラをひくのが難しいところはいくらでもあります。
人工衛星とドローンを使えば、物理的なインフラなしにどこにでもインターネットをいきわたらせることができます。
また、レーザー光線を使用することで非常に高速なインターネット接続を実現することができます。
狙いは「残り2/3」
このインターネット網の整備はすでにインフラが整備されているところというよりは、まだインターネット接続が利用できない地域向けのものです。
実は地球上でインターネットが利用できるのは全人口の1/3でしかなく、残りの2/3は利用したことがないそうです。
このシステムを導入すれば、手元の端末と少しのインフラさえあればインターネットに接続できるようになるので、より多くの人々へのインターネット接続を実現できるようになりますね。
より多くの人の英知を使った新しい創造
ザッカーバーグは、1/3の人たちにインターネットがもたらした影響を、残り2/3の人々にも与えることで、人類がより新しい創造や発明が可能になり、すべての人々の暮らしがよくなるだろうと述べています。
インターネットの危険性もよく叫ばれていますが、確かにインターネットがもたらした利益はそれ以上のものがあるのではないかと思います。今回の計画がうまくいって、世の中がよりよくなるといいですね。
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