Apple Insiderによると、7月末にリリースされたWindows10が1か月で7500万台のパソコンにインストールされたそうです。
無料アップグレードが可能であるとはいえ、Windows8やWindows7に比べるとかなり速いペースで乗り換えが進んでいるようです。
1か月で7500万台のパソコンがWindows10にアップグレードされる
記事によると、Windows7は6000万台を達成するのに2か月、Windows8は4000万台を達成するのに1か月かかったそうです。
それらに比べるとWindows10が1か月で7500万台を達成したというのはかなり速いペースであるように見えます。
背景にはやはりWindows10に無料でアップグレードできるユーザーが多数いるということがあるのでしょう。
同じく無料アップグレードが可能なMacでは、OS X Yosemiteは1週間で12.8%のユーザーがアップグレードし、3.5か月で49%のユーザーがYosemiteに乗り換えたそうです。
Windowsはいまだにパソコン市場を独占
最近はスマートフォンやタブレットデバイスが台頭してきたとはいえ、Windowsはまだまだパソコン市場を独占しているそうです。
インターネット通信において、2015年7月の帯域の90%をWindowsが占めているそうです。
また、6月に出荷されたパソコンの台数は6840万台だそうですが、そのうち480万台がMacで、残りはWindowsだそうです。
マイクロソフトは3年で100億台のWindows10搭載デバイスを目指す
マイクロソフトは3年で100億台のWindows10搭載デバイス達成を目標としているそうです。
1か月で7500万台を達成したとはいえ、ここからの道のりは長いかもしれません。
WindowsがMacと異なるのは、かなりの台数がビジネス用途で使われているという点です。
ビジネス用途の場合は最新のOSに乗り換えるのはかなり時間がたってからのことが多く、いまだにWindows XPが使われているパソコンが多くあるという話もあります。
その壁を越えてWindowsがパソコン市場を独占し続け、Windows 10 Mobileでスマートフォンやタブレット市場に食い込めるかに注目です。
コメント