OCNモバイルONEに「らくらくナンバーポータビリティー」というサービスが登場しました。
これまではOCNモバイルONEにMNPする際にはどうしても1日程度の携帯電話が使えない期間が生じていましたが、これを最小化できるサービスです。
OCNモバイルONEにMNPする際の問題がまた1つ減りました。
回線切り替え時に生じる携帯電話の使用不可期間
MVNOに限らず、MNPする際にはどうしても回線を切り替える際に携帯電話使用不可となる期間が生じます。3大キャリア間のMNPの際も同様です。
3大キャリアや一部のMVNOの場合、「即日MNP」という形で店舗に持ち込むことでその日のうちに回線を切り替えてくれます。それでも、携帯電話が使えない期間が0というわけではなく、ある程度の時間を必要とします。
一方、OCNモバイルONEなどの一般的なMVNOの場合、郵送でSIMが送られてきます。回線を切り替える際の不通期間は同じなのですが、切り替えてからSIMを発送するというやり方のため、どうしても回線を切り替えてからSIMが届くまでの間は携帯電話が使用不可となります。
結果、3大キャリアなどの場合の不通期間より長くなってしまいます。
私もOCNモバイルONEにMNPした際には、1日程度の不通期間が生じていました。
「らくらくナンバーポータビリティー」で使用不可期間を最小に
今回登場した「らくらくナンバーポータビリティー」は、回線の切り替えタイミングをユーザーが指定できるサービスです。
このサービスを使うと、回線の切り替え前にOCNモバイルONEのSIMが送られてきます。
SIMが届いた時点ではまだ回線が切り替わってないので、MNPする前のSIMが不通に使えます。
SIMが届いたら自分の好きなタイミングでWebサイトにアクセスして開通作業が行えます。
このサービス、私がMNPする際にほしかった。。。
同様のサービスはほかのMVNOでも導入されており、たとえばmineoが可能です。
店舗での即日切り替えを行うMVNOもある
一方で、店舗での即日切り替えを行うことができるMVNOも増えてきました。
BIGLOBEとSo-netは全国のイオンでMNPを使った即日切り替えが可能になったそうです。
自分でWeb手続きする自信がない人にはこちらの方がわかりやすくて安心かもしれませんね。
本人確認書類のアップロードが不要に
また、OCNモバイルONEは、契約時に必要な本人確認書類の提示方法を、これまでのWeb上へのアップロードに加え、SIMを受け取る際に配送員に見せるという選択肢を加えたそうです。
個人情報の漏えいがいろいろなところで問題になっていますので、Webに免許証やパスポートのコピーをアップロードするよりも安心かもしれません。
MVNOがまた使いやすく
MVNOを使う際に「面倒」と思っていたことが日々改善されていっている気がします。
これ以上の値下げは厳しいでしょうから、こういった使いやすさの面を強化していってほしいですね。
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