gooのスマホシリーズは安価な割に性能が高く、一定の人気があります。
そんなgooのスマホシリーズの最新版 “g05” の予約が開始されました。
今回もコストパフォーマンスの高い端末に仕上がっています。
ZTEのBlade S7がベース
gooのスマホは、g01, g02, g03とすべてZTEが製造するスマートフォンがベースとなっていました。
g04ではシャープ製となりましたが、今回のg05はZTEのためある意味gooのスマホの正当血統といえるかもしれません。
指紋認証に対応し39,800円というコストパフォーマンス
スペックは充実しています。
CPUはSnapdragon 615(1.5GHz, 8コア)、RAM/ROMは3GB/32GBであり、ミドルレンジを上回る性能です。
ディスプレイも5インチ Full HD(1920×1080ピクセル)と、こちらも1280×720が一般的なミドルレンジスマホよりも高精細なものを使っています。
また、額縁が狭いディスプレイのため、サイズが142x67x7.2mmと小さく仕上がっています。
指紋認証機能も搭載するほか、g03で搭載されていた目を使った認証も可能です。
これだけ充実したスペックで定価が49,800円、NTTコムストアで買うとSIMつきで39,800円という安さ。
ビックカメラ、ソフマップ、コジマ、ヨドバシカメラの実店舗(一部)でも販売されるそうですが、定価からの割引やポイント還元が期待できるかもしれませんね。
FREETELの極(KIWAMI)の対抗馬?
スペックや値段を見ると、FREETELの極(KIWAMI)の対抗馬であるように思えます。
g05と極(KIWAMI)のスペックを比較すると以下のようになります(追記:g05のバッテリー容量を修正しました):
gooのスマホ g05 | FREETEL 極(KIWAMI) | |
CPU | Qualcomm Snapdragon 615(8コア@1.5GHz) | MediaTek helio X10(8コア@2.0GHz) |
RAM/ROM | 3GB/32GB | 3GB/32GB |
ディスプレイ |
5インチ Full HD(1920×1080) |
6インチ(2560×1440) |
カメラ | 1300万画素/1300万画素(レーザー測距) | 800万画素/2100万画素 |
バッテリー | 2500mAh | 3400mAh |
サイズ | 142x67x7.2mm | 159.5×82.9×8.9mm |
重さ | 140g | 180g |
OS | Android 5.1.1 | Android 5.1 |
セキュリティー | 指紋認証, 虹彩認証 | 指紋認証 |
価格 | 定価49,800円(NTTコムストアで39,800円) | 定価39,800円 |
一番大きな差はやはりディスプレイサイズとそれに伴う本体サイズでしょうか。極の方は6インチで2560×1440と大きくて高精細ですが、その分本体サイズが大きくなり、重さも180gと重めです。g05は5インチでFull HDにとどめているため、極に比べてかなり小さくて軽くなっています。
CPUに関しては極の方が動作周波数は高いですが、実際の速度はなんとも言えません。MediaTekよりもQualcommのSnapdragonの方が実績がある気もしますが、Snapdragon 615は比較的新しいCPUなのでこちらもなんとも。
バッテリーは極の方が大きいですが、その分ディスプレイも大きくて高精細なので、どちらの方が持つかはわかりません。
私個人としては、普段持ち歩くなら5インチクラスの方が使いやすいので、g05が使ってみたいかなと思います。
ミドルレンジスマホにも指紋認証が搭載される時代に突入?
今回発表されたg05や極のスペックを見て、ミドルレンジのスマホにも当たり前のように指紋認証が搭載される時代になってきたと感じます。
Android 6.0 MarshmallowでOSで標準サポートされるようになったため、その布石でしょうか。
これからは1~2万円台の1280×720ピクセルディスプレイのエントリー、3~4万円台のFull HDディスプレイ+指紋認証のミドルというすみわけになるかもしれませんね。
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