スマートフォンやタブレットのせいでパソコンが売れないという状態が続いています。
そしてついに、iPhoneの出荷台数がWindowsパソコンを上回ったそうです。
ある意味歴史的な転換点かもしれません。
下がり続けるWindowsパソコンと上がり続けるiPhone
このデータはAsymcoのものです:
このデータによると、2015年のiPhoneの出荷台数は3億台以上であったのに対し、Windowsパソコンの出荷台数は2億7,500万台であったそうです。
Windowsパソコンの2014年の出荷台数が3億台であったそうなので、2,500万台も下がったことになります。
iPadの出荷台数は下降傾向
一方、iPadの出荷台数は2013年をピークに下がり続けています。
2015年のiPadの出荷台数は750万台であったそうで、iPhoneとiPadを合わせた2015年のiOSデバイスの出荷台数はおよそ3億7,500万台ということになります。
Androidの出荷台数はさらに上をいくが…
Androidの出荷台数はすでにWindowsを抜き去っており、iPhoneよりもはるかに多いそうです。
しかし、Android全体の出荷台数と異なり、iPhoneの出荷台数はアップル1社による製造です。
1社が製造するスマートフォンがWindowsパソコン全体の出荷台数を超えたところに注目すべき点があります。
Windowsパソコンは衰退するのか、下げ止まるのか
このままWindowsパソコンは衰退していってしまうのでしょうか?
今のところ、スマートフォンのみですべての作業を賄うのは難しいように思いますので、このまま消えていくということはないのではないかと思います。
しかし、Windowsの強みであった圧倒的なユーザー数とソフトウェア数が、出荷台数の減少とともに薄れていくのは確かです。
マイクロソフトもWindows 10 Mobileによって状況を打破しようとしていますが、はたして。
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