光学3倍ズームレンズ搭載で話題になっていたASUSのZenFone Zoomの日本での発売日と価格が決定しました。
これがあればコンデジはいらない、という製品になれるのでしょうか。
屈曲型の光学3倍ズーム搭載
ZenFone Zoomの最大の特徴は光学3倍ズームを搭載していることです。
今回さらにわかったのは、光学ズームには屈曲型を搭載しているという点です。
いわゆる普通のカメラはレンズから撮像素子がまっすぐに並んでいます。ズームのためにレンズを動かさなくてはいけないため、この方式
ではどうしても奥行きが必要となります。薄さを追求するスマホでは致命的です。
これに対して屈曲型ではプリズムを使って光を曲げてやります。たとえば90度曲げてやればレンズを筐体方向に動かせばいいため、本体の厚みが抑えられます。
昔のソニーのサイバーショットでよく使われていた方式ですね。
間にプリズムが挟まるため画質が落ちるという話もありますが、実際に撮影した画像がどうなるか楽しみです。レーザーによるオートフォーカスの分、合焦速度はコンデジより高速でしょうし。
スペックはハイエンドより
カメラ以外のスペックもハイエンドよりのものとなっています。
詳しくは以下のリンクにあります:
重さがちょっと重いのがなんですが、コンデジとスマホを両方持ち歩くよりはずっといいですね。
発売日は2月5日、価格は49,800円~
ZenFone Zoomには大きく分けて2つのモデルがあります。また、ストレージの容量によってモデルが分かれており、それぞれ発売日と価格は以下のようになっています:
- プレミアムレザーカバーモデル:2月5日発売
- 64GBストレージ:59,800円
- 128Gストレージ(CPUの周波数が2.5GHz):68,000円
- スタンダードカバーモデル:2月中旬発売
- 32GBストレージ:49,800円
- 64GBストレージ:55,800円
プレミアムレザーカバーモデルは背面カバーが本革製となっており、スタンダードカバーモデルは樹脂製だそうです。64GBモデルの値段を比べると革の値段が4,000円でしょうか。
ZenFone ZoomのCPUの動作周波数は2.3GHzなのですが、128GBストレージのモデルのみ2.5GHzとなっているようです。このモデルはプレミアムモデルという位置づけなのでしょうね。
一番早く手に入れようと思うとプレミアムレザーカバーモデルを買うしかなく、安く手に入れようと思うと2月中旬のスタンダードカバーモデルを待つよりほかなさそうです。
49,800円という価格はスペックとカメラを考えるとリーズナブルなのではないでしょうか。
ストラップホールがついているところにASUS日本市場への本気度がうかがえる
このZenFone Zoom、なんとストラップホールがついているそうです。
海外製のSIMロックフリースマホではかなり珍しいのではないでしょうか?
発売日も他の国に遅れることはなさそうですし、このモデルにかけるASUSの本気度がうかがえます。
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