盛り上がる盛り上がるといわれていまいち盛り上がらないスマートウォッチ市場ですが、その状況を打破すべく新たなプロセッサーが発表されました。
QualcommのSnapdragon Wear 2100と呼ばれるこの製品、以前よりも25%も消費電力を削減しているそうです。
Snapdragon 400の後継
QualcommのSnapdragon Wear 2100はSnapdragon 400の後継製品で、スマートウォッチ向けに開発されています。
特徴としては、まず、面積を30%も小さくしたところにあります。
スマートウォッチのサイズ制限はスマートフォン以上に厳しく、CPUのサイズすらも問題になります。Snapdragon Wear 2100の面積はより小さいスマートウォッチや、より多機能なスマートウォッチの開発に貢献するのでしょうね。
消費電力を25%削減
さらに、消費電力を25%も削減しているそうです。
スマートウォッチの最大の弱点はバッテリー寿命だと思います。現在リリースされている多くの製品が1日~1日半程度しかバッテリーが持ちません。CPUの25%の消費電力削減が全体にどれほど影響があるかはわかりませんが、バッテリー寿命が延びるのは確実でしょう。
2016年後半に搭載製品が発売、LGが開発中
Snapdragon Wear 2100はちょうどスマートウォッチメーカーが入手可能になった状態だそうです。搭載されたスマートウォッチは2016年の後半に発売されるとみられています。
その中でも、LGがすでに搭載製品の開発を表明しているそうです。
まだまだスマートウォッチの進化は続きそうですね。
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