日本でもスマートフォン販売を始めているALCATEL(アルカテル)から新しいスマートフォンが発表されました。
IDOL 4とIDOL 4Sと呼ばれる2機種はAndroid 6.0 Marshmallowを搭載し、高音質を売りにしています。
IDOL 3の後継機
IDOL 4 および IDOL 4Sは日本でもすでに発売されているIDOL 3の後継機種です。
IDOL 3といえば、上下どっちからでも同じように使えるリバーシブル仕様を売りにしていました。
IDOL 4についてもやはりリバーシブル仕様を売りにするようで、搭載しているステレオスピーカーも向きに合わせて正しく左右の出力を変えるそうです。
IDOL3とIDOL4&IDOL4Sのスペック比較
スペックは以下のようになっています:
IDOL 4S | IDOL 4 | IDOL 4 | |
CPU | Snapdragon 652(8コア@1.8GHz) | Snapdragon 617(8コア@1.5GHz) | Snapdragon 615(4コア@1.5GHz+4コア@1.0GHz) |
RAM/ROM | 3GB/32GB | 3GB/16GB | 2GB/16GB |
ディスプレイ | 5.5インチ Full HD(1920×1080ピクセル, AMOLED) | 5.2インチ Full HD(1920×1080ピクセル, AMOLED) | 5.5インチ Full HD(1920×1080ピクセル) |
バッテリー | 3,000mAh | 2,610mAh | 2,910mAh |
OS | Android 6.0 Marshmallow | Android 6.0 Marshmallow | Android 5.0 Lollipop |
カメラ | 1,600万画素/800万画素 |
1,300万画素/800万画素 |
1,300万画素/800万画素 |
サイズ | 不明(薄さ6.9mm) |
不明(薄さ6.9mm) |
152.7×74.14×7.4mm |
重さ | 不明 |
不明 |
141g |
最も多きな変化はCPUでしょうか。IDOL 4Sは1.8GHzのオクタコアCPU、IDOL 4は1.5GHzのオクタコアCPUを搭載しています。また、あわせてメモリも3GBに増量されており、さらに快適性が増すでしょう。
ディスプレイに有機ELディスプレイ(AMOLED)を使ったのも新しい点です。通常の液晶よりも低消費電力といわれているので、バッテリー持続時間も期待できるかもしれません。
ディスプレイサイズからするとIDOL3の正当な後継機種はIDOL4Sという位置づけかもしれませんね。
また、OSが最新のAndroid 6.0 Marshmallowになっている点も見逃せません。残念ながらMarshmallowからOSでサポートされる指紋センサーは搭載されていないようですが、Marshmallowにはバッテリーの持ち時間を伸ばす機能が搭載されており、その点も期待です。
3.6WのステレオスピーカーやJBL製のヘッドホンによる高音質音楽再生
もう1つのIDOL 4シリーズの特徴は音質にこだわっているという点です。
開発はJBLとWaveという2つの有名なオーディオメーカーと共同で行ったそうです。
まず、スピーカーには3.6W(ワット)もの出力を持つステレオスピーカーを採用しています。これがどれくらいすごいかというと、iPhoneに搭載されているスピーカーの出力は1W以下といわれており、最大音量はけた違いです。
もちろん、最大出力が大きいから高音質というわけではないですが、オーディオメーカーとタイアップしているので期待できるかと思います。
また、付属ヘッドホンとしてJBLのJ22をベースにしたヘッドホンをつけているそうです。このヘッドホンはJBLの中では安い部類にありますが、価格.comで調べたところ、日本で5,000円ほどで売られています。IDOL 3でも同じヘッドホンが付属していましたが、そんじゃそこらの付属ヘッドホンじゃ太刀打ちできない音質でしょうね。
価格や日本での発売は不明
今のところ価格や日本での発売は不明です。
しかしながら、IDOL 3も積極的に販売していますので、IDOL4シリーズが発売される可能性は高いのではないでしょうか。
価格はIDOL3が40,000円ほどですので、そこから大きくスペックアップしていないことを考えると、高くても50,000円ほどではないでしょうか?
Marshmallow搭載のSIMロックフリースマートフォンが手に入るのもそう遠くなさそうですね。
コメント